2022/03/15

古びない

下の写真は1980年代末と思います。成田山新勝寺での1枚。
大きな銅の香炉、元禄9年(1696)です。こういうのは古びませんね。
つりっぱなしの釣鐘と違って、みんなが撫でたりするので、錆もうきません。
その手擦れのところの色具合も趣があります。
京都にもたくさんあるのですが、あまり気にしてませんね。気をつけて見て廻ろうかな。
それにしても関東にいくとこういう銅のものや玉垣にしても、奉納した人や講中の名前が正面にくるものが多いですね。関西なら側面や背面に刻む。気風でしょうか。











午後、入矢義高 日本の禅語録 20 良寛 を読み始める。入矢先生の文はいいな。

せっかくなので良寛の雑詩のなかから
  負薪下西岑   薪を背負って西の峰を下りてゆく
  西岑路難尋   西の峰は路が見付けにくい
  時卸隆喬松   時どき高い松の下に荷をおろし
  支頤聴春禽   頬杖をついて春の鳥の声に聞き入る

さて、今日は母の93才の誕生日。よく生きました。身体の具合はよかったり悪かったりですが食欲があるのでまだ行けると話しています。行けるとこまで行きましょう。それで、なにか甘い物買ってくるといって、出かけたのはシャトレーゼ。以前は洋菓子とかアイスが主流でしたが、高齢化で和菓子の数も増えているように思います。今日は焼き餅とよもぎ増量という草餅。これがなかなかあなどれません。

帰りはいつものようにジーンズの前ポケットにねぢこんだコンデジで撮り鉄です。

*養老川踏切にて いつもの草津線からの回送 コロナが落ち着いたら 一度大回りしてみたい




















*ダイヤが変わってやってくる機関車が銀色にかわったみたい EF510 510 ぞろ目のような



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