2023/07/31

明日から8月

お日様が昇ると閉めて、沈むと開ける。
雨戸の話です。まったく昼夜逆転です。
昨日は湖上にまとまった雨がふったようで(本当は地上に欲しかった)、
夜はそのおかげで少し涼しかったのですが、
3時頃からなぜか熱気が出て、4時には起きてしまいました。
4時半から自転車にまたがって、里まわり。
古い変速機(サンツアーのアキューシフトの最廉価版です)の調子が悪く
なだめすかしながら走ります。

稲の花が咲いて、田んぼによってはそろそろ穂のような形になってきています。
9月の頭にはもう早稲の刈り入れがはじまりますが、こう暑いと農作業も難儀でしょう。
戦争や異常気象で食糧難の時代が来そうで心配です。


*夏至のころとくらべると10分くらい日の出が遅くなりました

















*正面比叡山 ジュズダマが生えるあぜ道 お気に入りのコースです




2023/07/30

ちょっと日中は外出する気分になれません。
街路樹の葉がいよいよ凋んできました。
近所に住んでいたら風呂の残り湯でも使って助けてやりたいが、
いまからでは手遅れかも知れない。
今日からまた「夏休みの友」を再開。






2023/07/29

今朝も早くから里廻りをしていたが、水やり・収穫・草刈りの姿があちこちで見える。
夜明け前の4時半ごろから6時までが勝負の時間だ。それ以降になるともう頭が痛くなってくる。用水が確保されている水田はともかく、畑は人力で水やりするほかない。高温もつらいが、農家や家庭菜園をやっている人には全く雨が降らないのでさらに心配だろう。
夏野菜とはいえ、高温と水不足は出来にも影響するからだ。
帰宅してシャワー、そして自分の身体にも水分補給。さらに補中益気湯で夏バテ防止。

午後は映画「八つ墓村」「砂の器」を涼しい部屋でみる予定。
このころの作品は映画音楽も素晴らしい。

*生存確認のような


2023/07/28

おにやんまくん

昨日は所用で歩いて近所の銀行にいった。
10分あまりだったが、忘れ物があって二往復してしまい
帰宅後軽い頭痛。午後はなにもせずに、水分補給につとめた。
40度ですからね。尋常ではない。雨もこない。
毎日午後になると雨雲レーダーの動きをみて舌打ちをしている。
昔ならとっくに雨乞いが始まっているだろう。

仕方がないので二日に一度6時過ぎから庭の水やりに勤しんでいる
高温のせいか蚊の活動は例年よりおとなしいが、それでもやはりチクチク喰われる。
蚊取り線香を持ち運んでいるが、もっと手軽な方法はと思っていたら、「おにやんまくん」
というのがよいらしいと聴いた。
アマゾンやホームセンターなら1000円弱で売っている。
いやいやさらに手はないかと思っていると、いつも見ている自転車サイトで
虎ロープが代用になるのでは?というのだ。
要するに形ではなく黒と黄色のしま模様に反応しているのでは?ということらしい。
いろんなことを考える人がいるものです。


*朝4時半から自転車にまたがる。湿気が高い。GRDⅢは軽くてよい


















*すでに気温30度湿度70% この景色、東南アジアのリゾートといっても通じるかも。



2023/07/27

音かみなりの雨降らず

湖畔の施設で終日ボランティアだった昨日
帰宅時に比叡のお山の向こうにかなりの雨雲を見て
これは期待できそうとほくそえんだのですが
「音かみなりの雨ふらず」でけっきょく空振り。
夜半の湿気と暑さにはもう辟易しました。

当然寝不足なのですが、4時過ぎには目が覚めてしまう爺。
涼を求めて夜明け前の山道を走ります。
大学のあるあたりまで登ると琵琶湖の水面に対して80メートルくらい高い。
おお、涼しい。ま、高度差というよりはやはり森の冷気のおかげでしょう。
ヒグラシとウグイスが鳴き交わして、なかなかオツなもんでした。

夜明け前というのに校舎からは学生さんが出て来ます。
理工系かな、たぶん実験で泊まり込み、そこからの朝帰りかな。
よい成果が出るとよいですな。


*ワビ錆の世界






2023/07/25

いよいよ37度超え

真夜中に身体がほてって目が覚める。
男性にも更年期があるらしい。
湿気があり、朝の散歩で汗が湧く。
今日は魚を買いにスーパーに行かなくては。

昼前斎藤茂太『茂吉の体臭』(初出1964年)読了。面白かった。
歌人としての茂吉はほとんど顔を出さない。
一時愛人関係にあった永井ふさ子が茂吉との関係を公にし
手紙を公開したのはこの本が出る前年だがもちろんそのことには触れていない。
いろいろと問題のあった妻輝子についても、作者は「家付娘」らしい
率直果敢な振舞をむしろ評価している。
同じ職業を選んだ親父と息子。いろいろあります。

午後は二日ぶりに禮記を読む。禮は先王が定めたものとはいいながら
その時、その状況で、解釈には揺れがある。
意外と人情の機微で動いている。そのなかで中を取っているのか。
そりゃそうだろうとは思う。
人間を縛り付けるようなものだと考えられがちだが、そうでもない。
禮で治めるというのはなかなか合理的だし、人間的でもある。

午後3時、日陰で37度。炎天下ではおそらく40度超えたであろう
来週いっぱいこの状態が続くというが、なんとも恐ろしい。
この分では街路樹はもたないのではないか?
ともかく一雨ほしい。


*2013年8月 前方比叡山 遠望する比叡山の形でだいたい場所がわかります







2023/07/24

大暑翌日

早朝自転車で軽く転倒。肘と膝をすりむく。
反射神経が衰えてきています。老化ですね。
このあいだは道路を歩いていて電柱にぶつかり、瞼に傷跡がのこりました。
幼稚園のとき跳び箱から落ちてつくった傷のすぐ横でした。
天下御免の向こう傷、これもあの世までもっていくようです。

昼前隣町の百貨店で法事のお返しを買って、帰路ブックオフに立ち寄り
斎藤茂太『茂吉の体臭』を購入。今日は暑くて勉強する気にならず
終日讀書で過ごす。


*夜明け前 立体交差ばかりになって、味のある踏切が減りました。
 田舎なのに複々線で一層大味です


2023/07/23

子ギツネと遭遇

ときおり走っている河原畑近くの小径で、今朝子ギツネと出会った。
距離は50メートルほど、しばらくこちらを見つめていたが、やがて葛のしげみ隠れた。
カメラは手にしていたが、残念ながら間に合わなかった。

その場所近くに行って見ると、傍らの藪の中からごそごそという獣の気配。
たぶん親キツネ。子ギツネが心配だろう。
以前見た個体からすでに世代は変わっていると思うけれど、一帯に住みつづけているらしい。
今日も猛暑になりそうだ。

*キツネとであった小径















2023/07/22

ここのところ根を詰めてエクセルをなぶっていたら眼精疲労になり
朝からビタミン剤一気飲みで回復を待っております。


*以前この藪にキツネの家族がいたんだが……



































*朝食後ちょっと朝寝をしてから起き出したら外は一気に夏空に




2023/07/21

すだく蛙

さすがにそろそろ梅雨明けでしょうか。
昨日は日中は34度くらいまで上がりましたが、湿度は50%を切って
木陰だと涼しく感じるほど、夜も涼風が吹いて寝やすかったですね。
蝉も盛んに鳴き出して、なつかしい夏休みが戻って来た気分です。

さて、このごろ田んぼの蛙の声を聴かないなぁと思っていたのですが
ボランティア先で理由を教えて貰いました。
それはどうやら中干し時期を早めるという農法の変化によるものらしい。
オタマジャクシがしっかり成長するまさにその時に水がないというわけです。
しかし、なぜそうするかは、田んぼが試験管かビーカーに見えてくるような
素人にはむつかしい化学的なお話しがありまして、収量アップということより、
大気とか水環境への配慮ということが課題になっているらしいです。
農業も大きな環境負荷を与える産業なんですな。
かつては土用干しといって今の土用の時期にいったん水を止めていましたが、
今は1ヶ月は早くなっています。オタマジャクシが減ると蛙が減り、
蛙がいなくなると田んぼの水や土のなかに変化が生じて、多様な生物の様子にも
変化が生じると……。
  
 みがくれてすだく蛙の諸聲に騒ぎぞわたる井手のうき草 良暹法師
                            (『後拾遺和歌集』)

いやはや、あっちを立てればこっちが立たずということですが、
「自然」といっても、原生林のようなところはさておき、
いったいいつからそうなのか、簡単には考えられないものですね。


*早朝の風景






































2023/07/20

自然・じねん

今朝は遅めに自宅を出発。墓掃除に行ってきた。
樒を取替えてみたが、この炎暑では、暑さに強い樒もながくはもたない。
供えるのがちょっと可哀想な気がする。
蝉の声が大きくなってきました。


*火鉢で育てた蓮の花は小振りです



2023/07/19

はすのうてな

水曜日は湖畔でのボランティア。
ちょっと早めに行って道の駅でコーヒータイム。
その近くの内湖に咲く蓮をパチリ。
なんとも妙なるものですね。
あと20年ほどしたら、この台の上にちょこんと乗れるのかしらね。
いや、やはり泥のなかに転がり落ちそうだな。












*今日のお供を致しますカメラはOLYMPUS E-PM1 夏は軽いカメラですね

2023/07/18

梅雨明けはまだでした

昨夜は風がそよとも吹かず、湿気もあって寝苦しかったですね。
結局まだ梅雨は明けていないようです。
今朝も4時半に起きて里廻りしましたが、
この時間いつもはヒンヤリとして心地よいはずなのに、今朝は日の出前から暑い。
先が思いやられました。
熱中症を用心して途中のコンビニでコーヒー一杯。
コンビニごとに味に傾向がありますね。
小生コーヒーとスイーツ系に限ってはファミマ推しかな。

夏休みの「宿題」はというと、正法眼蔵は弁道話から書き取りをはじめ
漢文は予定を変更して礼記にして、昨冬荀子を読み通した、
冨山房版の漢文大系を使うことにしました。
これは鄭玄の注もはいっていますから、まずは王道。
一応手許には四部叢刊の縮印本も置いてあります。
それにしても冨山房の漢文大系は奧付によると大正三年のもの。
使い込まれた古本ですが、さすがに紙も製本もよいようで
100年以上たっていても、なんの不自由もありません。
なにより字が大きいのがありがたいですね。
もう一つの柳田國男全集は、現役の方にアドバイスを貰ってから読み始めるつもりです。


*夏の雲になってきました











*野の花にも流行廃りがあるようです 蕾から色づくんですね











2023/07/17

昨日は猛烈な暑さだったが、湿気が去って、夜は寝やすかった。
どうやら梅雨明けしたようです。
4時半に家を出て里廻り。散歩の人もみなさんも出発を半時間は繰り上げているよう。
長い真夏がはじまりました。

お日様に追い立てられるようにして6時前には帰宅。
朝食をとりながら広津和郎の『同時代の作家たち』(岩波文庫)を読む。
こういう文壇モノは好き。作家なのだから「史」ではなくあくまで文学作品。
時代と人間の描写は鮮やか。また古本で集めてみよう。







2023/07/16

熱波襲来

朝から町内会の集会所の掃除。
20人くらいで一気に仕上げる。
いつもより開始を1時間早めて正解だった。
帰宅時はすでに異様な暑さで、めまいがしそうだった。
このところ夜間に救急車のサイレンを聴くようになった
たぶん熱中症だろう。

明日の京都の予想気温は37度だが炎天下だと40度は超えるはず、
小生巡行見物は例年通りKBS京都のテレビ桟敷の予定。
祇園祭りの山鉾巡行もたいへんだが、この25日は大阪の天神祭だ。
1度だけ高島幸次先生のお手配で、船渡御見物の小舟に乗せて貰ったことがある。
落語家が同乗して、弁当や酒を頂きながら、渡御と一緒に大川を上り下りした。
他の講舟と行き違いするときは「大坂締め」をする。
なかなかのエネルギーで、箍が外れそうでギリギリ外れない
そんな熱気がさすがに歴史都市だと感じた。
もう20年近く前だが、日中はともかく日が落ちると川風が十分涼しかったと記憶する。
あれからすると10度高い。さすがに困惑する。





2023/07/15

夏休みの宿題

いよいよ夏休み。
2ヶ月あまり基本的に学校に用がないわけですが
そうしてしまうと気が抜けて自堕落になりそうなので自分で宿題をつくりました。
 ①漢文の勉強は演習で使っている『困學紀聞』のなかから「論語」の部分を自習。
 ②もともと本業だった民俗学の初心に戻って『柳田國男全集』を全部読む 。
 ③何度も撤退している『正法眼蔵』にチャレンジ。
まぁ、こんなところでしょうか。
こんなところなんて、いってますが、じっさいはなかなか大それたことで、とくに②と③は何年かかるかわかりません。これに毎週一日の資料整理のボランティアが加わりますと、それでおなかいっぱいになりますな。ボチボチやりましょう。









スゴイ古本屋

昨日は前期の最終日でした。
久しぶりに電車に乗り京都駅へ。
車中の讀書は橋川文三の『柳田國男 その人間と思想』(講談社学術文庫 1977)
学生時代読んだはずですが、改めて読むと今の時代と響き合うようで感慨深いです。

地下鉄に乗り継いで今出川へ上がると、7時前ですがもう暑い。
曇っているのですが、湿気が酷い。
東に向かって歩き出しましたが、なかなか厳しい。
ちょっとでも涼しくと、まずは出町のアーケードに待避。
さらに鴨川を渡り出町柳駅で休憩をとりましたが。
そこからは遮るものもありません。
百万遍についた頃には、すでに大汗をかいておりました。
外はこんなありさまなので、古本屋のパトロールは断念して
終日極楽のような地下図書館にもぐり線装本に親しみました。
考えてみれば、ここはそれこそすごい「古本屋」なんですな(笑)。
ただし、売ってはくれませんが。

さてこの日月は先のまつり。あわせたように梅雨明けのようです。
でも日中の体感温度は40度近くになるはず、
観光客のみならず主催者の健康も気遣われるところです。


*枡形商店街のなかの店もいくつか変わっていました。
 写真左側の惣菜屋「てんぐ」もとうとう閉店。天狗の鼻がなくなりました。

































*叡電構内の志津屋で朝のパンを仕入れます


*朝日に向かって歩く こういうおうちも減ってきました。


















*鞠小路、そろそろ百万遍 マスクで自転車はつらそうです


















2023/07/13

まだまだ

昨日はいよいよ梅雨明けかと思いましたが
勘違いだったようです。湖畔からの帰途すさまじい落雷に遭遇し
クルマのなかでしたが肝を冷やしました。
田舎の道路沿いもコロナをはさんで店もずいぶん様変わりしました。
こんな店は続かんやろと思っていても結構しぶとく生き残っているのもあれば
食パン屋のように流行ではじまってあっという間に閉店になるものも多い。
土地や店舗を借りてまでして、もうかるような商売はよほどのことと思いますが
勧める人があれば、真に受ける人もいるらしく、それで世の中はまわっているようです。

漢文予習で参照したのは東洋文庫版の『中国社会風俗史』(尚秉和 作・秋田成明編訳)。
莊子の逸文に鬼が家に入らないように門口に桃の枝を挿し、その下に灰を撒いておくというのがあり、桃が呪力のある植物ということで、それは民間にも広く普及していたようです。類例が集めてあり楽しめました。
ところでこの本タイトルからすると古代から近代に至る風俗の通史かと思いますが、実際は経書をはじめとした中国古代中世の文献に拠って礼制や風俗の推移をまとめたもの(原作は1938年刊・原題は『歴代社会風俗事物考』)。出典が確かなものに限定して、信頼性を担保したのでしょう。

編訳の秋田の解説には「……風俗の変遷やその淵源をさぐることを、学者はいさぎよしとしないのが常であって……」とあります。読書人階層にとっては、風俗や民俗なんて文献としてとりまとめるような価値はないと考えられていたんですな、激しい社会の分断が何千年も続いた国ですからね……。そんななかで初期の「文献による風俗研究」としては労作なんだそうです。今日に伝わった民俗から調べるまでもなく、書物のなかに一杯出て来るわけで、いや、なかなか詳しい。おなかいっぱいになりそうです。
日本の風俗も彼の地に習ったものが多いのでその参考になりますし、典拠が示されているので、漢文を読む上で大いに参考になります。後書きを見ると戦時中に秋田によって全訳が出ています(東洋文庫は抄訳)、抄訳は本意ではなかったようですね。戦中版は高くなかったので早速ネットで注文しました。


*早朝ここらで撮り鉄と思いましたが、雨粒が落ちてきてあえなく撤収です


2023/07/12

いよいよ?

昨夜は窓を開けてなんとか眠れました。
身体が慣れてきたかな?
長丁場の夏。油断は出来ません。
蝉が鳴き始めました。
祇園祭りの山鉾も準備が始まったようです。
そろそろ梅雨明けかもしれません。

今日は湖畔の施設で終日ボランティアです。


*昨日よりスッキリした日の出でした。
 ヨシキリやウグイスがたえず鳴いています。


2023/07/11

昨日の雨は効果抜群でした。
夜も快眠。4時過ぎに起きて里廻り。
ちょうど日の出に出会ってパチリです。




2023/07/10

降った、晴れた

午後短時間ながらかなり激しい雨が降った。
おかげで気温が4度くらい一気に下がって大助かり。
晴れ間も見えたので、外に出てみた。
大学からの道は雨宿りから解放された若者がどんどん下ってくる。
あたりまえだけどみんな若い、若い。

帰宅後、窓を開けて風を通した。
サイトウ・キネンなどでも活躍した潮田益子さんが演奏するドビュッシーを見つけた



















ムラサキ

昨日は急遽午後から湖東の山間でお仕事になりました。
高速に乗ってかけつけましたが、道は日曜なのにがらがら。
パーキングも静かなものです。観光バスもいません。
この暑さでは遠出する気にならないということでしょう。

集合場所に万葉植物のムラサキがありました。絶滅が危惧される植物。
例の相聞歌にでてくる紫草です。根が染料に使われます。
町をあげて繁殖を試みているようですが、温暖化もあって、なかなかむつかしいそうです。

今回も炭焼きなど山仕事のことを中心によいお話しが聞けました。
普段から注意を払って物事を見、工夫して生きてこられた方の話には奥行きがあります。
ノートをとる手がおいつきませんでした。
生業としての炭焼きの最後は昭和40年頃。まだ半世紀前。
わずかのあいだに我々はずいぶんと遠くへ来たものです。

山の中も猛烈な湿気で、帰り路は前回同様、篠突く雨となりました。
いよいよ梅雨末期の様相ですが、災害のないことを祈ります。

*ちょうど花がついていました。











*今にも降り出しそうです









2023/07/08

№9

昨夜はくたびれていたためか寝付きはよかったんですが
夢見がいまいちでした。
業界では著名な先生の祝賀会に出席した小生ですが
先生がふくれっ面をして座は一向に盛り上がりません。
乾杯の音頭のあとの拍手もまばらで、ご自身の謝辞もふてくされ、
いったいどうしたんでしょうな、と隣席の友人に尋ねているという夢です。
夏バテかしら? こういう時は、マーラーの第9番あたりを処方するとよいかも
動画はその第四楽章。ブロムシュテットはいいですねぇ。
両手先から盛んに「氣」が飛んでおります。


さて、コロナはどうやら第9波にはいったようですが、
若い人はもう大半は忘れている感じです。暑いので無理もありませんが
試験前でぎっしりの教室の8割はノーマスクになっています。
しかし、老人は怖いので、教室にはいったら窓際に座ってまず窓を開ける役目。
換気とマスク、手洗い、除菌などで自己防衛する以外にありません。








2023/07/07

今夜はなんとしても眠りたい

早朝に入洛。終日勉強。
京都はまるで銭湯か温泉のなかを歩いているような熱気と湿気。
昨夜は寝苦しくて睡眠不足のため余計に堪えました。
さすがに古本屋をひやかす気分になりません。
暑さ対策はまずアタマからとまずは散髪。かなり短く刈ってもらいました。
この分なら9月まで持ちそうなくらいです。

夕刻、演習が終わって校舎を出ると同時に、予報通り雨が降り出し、ちょっと一息。
今夜は涼しくなってくれるかしら?







2023/07/06

昨日は湖畔で終日ボランティア。
蔵の中なので、外の熱気も関係なく、途中で降り出した雨にも気がつかなかった。
一人で黙黙とする作業が小生には向いている。
午前も午後も休憩することを忘れているほど。
手にした資料が語りかけてくれるというと大袈裟だけれど、そういう感じで退屈しない。
昨日は40年近く前に書いた小生の手紙まで出て来て驚きあきれる。

明日は2週間ぶりに京都へ。猛烈な暑さが予測されている。
とりあえず夏向きに散髪しなくては。

*今朝近所を周回。6時をすぎ陽が昇るともう走っていられない
 古い28mmレンズでパチリ(APS-C換算約40mm)。




2023/07/04

昨夜は満月を楽しみにしていましたが
急に湿気が上がって、結局雲がかかってしまいました。
月に叢雲、花に風 の譬の通りですな。
今朝は最初はきれいな朝焼けでしたが、また湿気が上がってどんより。
しかも日中は35度という予報です。昔とくらべると10度以上の上昇です。
しょうがないですね。家に籠もって面倒な作業をやり上げるつもりです。

 

*涼しいうちに山手へ 目にするのは 新聞配達 長距離トラック 犬の散歩くらいです。























2023/07/03

今夜は満月

猛暑の午後は家に閉じこもって、黙黙とある作業。
数字が苦手な小生 にとっては最も苦痛なこと。
さすがに嫌になって、計算器を放り出し、手に取ったのは、江戸前期の特異な禅者、鈴木正三の『驢蔵橋』です。
閑潰しに読めるようなものではありませんが、岩波文庫とは別に現代語訳
(藤吉慈海『日本の禅語録 十四 正三』講談社 昭和52年)を、昨年の百万遍古本市で
入手しておいたのでありがたく読めます。

ところで岩波文庫では鈴木大拙の校訂となっていますが、『語録』の月報に上記シリーズ監修者の古田紹欣が、対談のなかで実際は自分の校訂であることを話しています。作家はもちろん学者の本もこういうことは少なくなかったようですね。たしか同じ岩波文庫の『正法眼蔵随聞記』も和辻哲郎の校訂となっていますが実際は中村元。これは同書の解説のなかで書いています。まぁ監修ということなんですね。
いずれにしても然るべき人ということはまちがいがありません。
以前にも書きましたが、鈴木正三の『因果物語』はもっぱら文学史の研究対象ですが
なかなか面白い資料だと思っています。

*日没には時間がありましたが、自転車で走ってみました。
 カメラはD300に古いZoomニッコール28-50付です、もちろんMF。
   やはりオールドな写りですね




































昨夜は湿気が下がって、久しぶりに熟睡できました。
日の出を撮りに行こうと思って湖畔に行きましたが、うーん。あきません。
梅雨が明けないとね。
梅雨時はやはりそういう絵しか撮れません。


*アザミの花があるじゃないか














*仏花を買いに近所の道の駅へ行ったら、こんな商品がありました。
 町内の学校給食に納入している製麺所が作った平打ちの生パスタです。
 「おいしが」ブランドの認証品ですが、お味は? 


















*ひとり昼ご飯なのでフライパンにオリーブオイル入れ、ざく切りにしたトマト
 とろけるチーズを放り込み、さらに卵一個を放り込んだところへ、湯がいた麺を入れて
 あとは粉チーズとウスターソーズでぐちゃぐちゃに……。結構いけました。

 

2023/07/02

今日は暑くなりそう

1年も半分が過ぎました。
介護中は何事も時間が決まっていて、身体も常に緊張していたようですが
今は逆に自分でリズムを作っていかないと、締まりがなくなりそうです。
そんなわけで、毎朝起きたらダンベルがわりにカメラをもって散歩に勤しんでいます。
だからUPする写真は朝の景色ばかり。
6,000歩くらい歩いて、帰宅後シャワーという流れです。
仏前にお参りしてから朝食をとりますが、ご飯が美味しいですね。

もともと暑さには弱いので、今年も夏バテ予防に漢方の「補中益気湯」を飲んでいますが、
「身体に合う」感じがします。体調補正はたいてい漢方でOKかな。

 

*久しぶりにお日様を拝みました。5時前ですが、もう暑い。











*結局終日家にとじこもり。日没時にちょっと外に出てみました。



2023/07/01

なんで電動キックボード?

表題のとおりです。
なんであんなに急ぐんでしょう。

通学路に信号ひとつ増やすのに何年もかかるのになぁ。
広範な要求があって許可するというならまだしも、
需要を無理矢理掘り起こさなきゃならないような曖昧な商品なのに。

自転車を楽しんでいる小生としては
20キロであんな不安定な乗り物を走らせるのは頼まれても嫌。
小さいタイヤで歩道の段差を乗り越そうとして、転倒事故が頻発するはずです。
新しい商品には興味がありますが、ちょっと無理筋では?
さらにシェアリングなどという業態を考えるのはゴミの山をつくるだけと思います。
やはりここは普通のアシスト自転車の成熟を期待したいです。

それにしてもこんなことが「規制緩和」なのかしら?
押しつけられた感じの警察もお気の毒です。
マスコミも提灯ばかりもっていないで、ウラを取材・報道してほしいですね。