2022/03/31

発熱

ワクチン接種2日目後半になって37.8度ぐらい発熱がありました。
もうだいじょうぶと安心していたのですがね。ポカリをグビグビを飲んで早めに就寝。
今朝は平熱に戻りました。3回のうち発熱は初めて。

岩波の書物誕生シリーズの一冊 釜谷武志『陶淵明 〈距離〉の発見』を入手。
美本ながら蔵書印ありで格安だった。届いてみたら下のような印が捺してあります。
「疏水文庫」とあるので京都かな。
このところ陶淵明がマイブーム。


*近江鉄道 高宮駅 多賀線をのぞむ(2012年)













2022/03/30

好天。
昨日3回目のワクチン接種。
接種部分の腫れと痛み、ごく軽い悪寒。熱は出ずでした。
3回のうちではいちばん強い反応かもしれません。
よいのか悪いのかわかりませんが、人混みに出ることの増える4月からの備えとしては、
これ以外に打つ手はありません。

*授業料を振り込みに出かけてついでにパチリ いつもの草津線回送電車です。
 ちなみに瀬田駅は1969年の開業。小学生だった小生は当日学校から旗をもってお祝いにい
 きましたが、一番電車が到着したら、同級生がそこから降りてきてびっくりするやら、
 呆れるやら。そんなことがありました。




 

2022/03/29

旅の思い出

朝からコロナワクチンの三回目接種を近所のクリニックで受けました。
これまではさしたる副反応もありませんでした。
今回もそうだとよいのですが。


*2014年のちょうど今ごろ、長崎に遊んだときの「鉄」写真です。
   長崎新幹線開通で様変わりのようですが……。











*長崎電気鉄道(N.E.T)です 篆書の「長」の字がいいですね。











*バリアフリーのことを考えると新型車両なんでしょうけど
 磨き上げた真鍮パーツとかになると旧型車がいいですなぁ。










*長崎の路面鉄道は市民の足として活躍しています。



















*この町は蟹の横ばいで移動しないとしんどいです

















*JR九州 長崎駅構内のキハ66です。先年引退。





2022/03/28

晴れていますが、気温は昨日ほどには上がらない。
旧街道のソメイヨシノも咲くのを遠慮しているのかまだのよう。
近年は河津桜など早咲きの桜が植えられ、これが先行して咲いていくので、
満を持して一気に咲くソメイヨシノの値打ちも相対化しているような気がします。
卒業式も入学式にも咲いている桜がほしい。もっとながく楽しもうという人間の欲ですが、
 こうなると山の中に入って遅咲きのヤマザクラを若葉のなかに探し出して楽しもうか、
なんて私のようなひねくれ者もでてきそう。まぁそれも欲ですなぁ。


*奈良東大寺にて(2007年4月)












*ラインハルト・ゲーベル指揮 ムジカ・アンティクヮ・ケルン
 バッハ 音楽の捧げもの ほか。古楽器による演奏。これは好みですね。


 

2022/03/27

「近江八景に膳所はない」

好天です。老母の朝食をすませて、自転車に跨がり湖水方面へ。
バス釣り舟が一斉に湖面にこぎだしました。
いつものように膳所の城下をぶらぶら走り。
お供はポケッタブルなオールドデジカメ(E-PM1)、虫干しをかねて撮り鉄。
20mmレンズ(40mm相当)って使いやすいですね。

今日は珍しく御殿浜の名勝蘆花浅水荘(画家山本春挙の別荘)が公開されていましたが
こういう日にかぎって持ち合わせがありません。あら残念。
落語に「近江八景に膳所(ぜぜ=銭)はない」のサゲがありますが、
それを地でいくことになりました。

ちなみに「近江八景」をあげておくと……
  粟津の青嵐・勢多の夕照・石山の秋月・三井の晩鐘
  矢橋の帰帆・唐﨑の夜雨・堅田の落雁・比良の暮雪
いずれも湖水に突き出た水城として、「石鹿城」の美称があった膳所城から眺められる
景勝の地とされます。つまり「膳所」がないのは当然ということだそうです。


*近江大橋から 昨日の雨で大気中の塵が払われて、湖北の山も見えています。
















*和田浜にて 比良の雪もずいぶん消えました。柳の芽も吹き出しました。







*膳所城本丸跡で 自転車を入れてパチリ



*城下町で撮り鉄です(石坂線・瓦ヶ浜3号踏切)











*石坂線・膳所 宮町踏切附近











*さらに帰り道にもパチリ EF65 2057(琵琶湖線 下り 養老川踏切)



2022/03/26

春の雨

3月末で世間は異動の季節。
ちょっと下で一緒に仕事をした仲間もこの春でみんな定年退職。
「大過なく勤めあげる」といいますが、山あり谷あり、いや奈落もありで、
正直なかなかできることではありません。皆さんお疲れ様でした。
土曜日ですが、ポツポツと降り出しましたね。

*2013年 膳所和田浜にて



















*昨日に続いてヒンデミット 交響曲「世界の調和」 ピッツバーグ交響曲
ヘルベルト・ケーゲル指揮 ドレスデンフィルハーモニー管弦楽団
























*そのつぎはこれ マーラー 大地の歌 ジュゼッペ・シノーポリ指揮
 ドレスデン国立管弦楽団 うーん中国趣味満開。20年くらい前に買った盤。マーラーのなかでは一番わかりやすいのです。著名なクレンペラー指揮盤はyoutubeに対訳があります。→https://www.youtube.com/watch?v=lWVJbMHY5i4
でも、小生は東洋世界が彷彿とするシノーポリ盤がお気に入り


2022/03/25

午前中老母の検診。パーキンソンが進んでいるよう。
動けなくなったときの往診の手配なども相談。
寒くなくて助かりましたが、4月後半を思わせる陽気にちょっととまどう。

*昼食後里廻り






















*午後はのんびり BGMはヒンデミット 組曲「いとも気高き幻想」
 ヘルベルト・ケーゲル指揮 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団


2022/03/23

少し寒いけれど、所用あって入洛。
蹴上の坂を下ると北山の一部にまだ雪が見えます。
用事を済ませて、そのあと3時間ほど徘徊。
百万遍と善行堂に寄って数冊。

その一冊は、小澤征爾・武満 徹『音楽』新潮社(1981)
対談を編集したものだが、こんなことが書いてある。
 小澤「……音楽はまず声から出発するんだ。全部の楽器は全部人間の声の代理なんだ。
 人間の声がやりたい願いをヴァイオリンでは、フルートでは、トランペットでは……。あ
 ーッと叫びたいところをポーッと鳴らす、それからターンと足を踏むところを太鼓やティ
 ンパニーが叩くわけでしょう……。」 なるほどね。
そのほか国家・体制と音楽芸術の関係、中国との交流が盛んになり出した頃なので、その未来的予測など「タイムリー」なところも。共に饒舌。小澤も十分に若い。一寸前小澤と村上春樹との対談を読んだけれど、対談の内容も、本としての魅力はこっちが上。

さて、まちなかを見渡すと着物姿の女性観光客が多い。
驚いたのは真っ白な着物を着た女性。あれは白振袖というのかしら。
帯まで白なので、花嫁が打掛を取っ払って脱走してきたよう。
さらに白の毛羽だったようなショールときた。
うーむ、強烈な違和感。爺には理解の外。

帰りに万里小路の満月に寄って阿闍梨餅を求める。
まだ袋のなかでホカホカしていました。

*ほんとうに久しぶりにコーヒーを口にしました。































*ときどき置き方が変化している
















*写真もよかったです。これはアタリだな。







2022/03/22

昨日とは一転して冷たい雨の火曜日になりました。
外にも出られないので、終日自習。 

*イノダ本店 2003年3月 今日と同じような日でした。
 ミノルタのディマージュという小さな屈折式カメラで撮っていますね。


2022/03/21

お彼岸

昨夜雨戸を閉め忘れて寝たら、六時前に日が差し込んで目が覚めました。
もうお彼岸。早いですね。老母をデイに送り出してから買い物。
亡父の好きな甘い物を買ってきて仏壇に供えました。
甘い物が好きな息子が頂くんですけどね。
午後、「世説新語」方正篇に入る。のっけからイヤミな子どもが出て来ます。

*春愁っていう感じかな。一寸早いけど。































*草が萌え出しました


*河原の藪にて しばらく狐の姿をみていません
















*気持ちがのびのびしました。
















*今日のおまけ いつもの草津線からの回送電車。
 比良山は山頂部の雪がずいぶん溶けたよう。線路の土手も青みが増してきました。




2022/03/20

自然観察の森へ

午前中久しぶりに隣町の「自然観察の森」へ行ってきました。
いつもなら自転車ですが、今日は空模様が怪しいのでクルマです。
廃園のような場所の一隅に白梅が人目に付かないように咲いています。
ウグイスの啼く声もなかなか堂にいってきました。

ここは、かつては専門の職員さんやボランティアも多くいらして、
わが家の子どもたちもお世話になりました。
開園して30年以上になるのと、町の財政難をきっかけに……。
展示はほこりがかぶり、ポンと置かれたラジオが鳴っている風景はちょっとがっかり。

それでも「森」は昔のままにきちんと維持されていて、それはありがたいことと思います。
四季おりおりの楽しみがあり、時々のぞきに来てます。
湖南の里山ですので、暑いときは暑く、寒いときは寒く、けれん味もありません。
子どもの頃遊んだ裏山そのまんまと言う感じですが、来るたびにいろいろと発見します。

*アオキの新芽 なかなかおもしろいですね




















*とはいえ、こういう山野草のコーナーもある































*谷間にはザゼンソウなんかもあったりします。































*通り雨です。気温は8度まで下がってきました。
















*子どもたちもよく遊びに来ていました
















*こんなんでしばらく遊んでいたらようやく雨もやんできました。


2022/03/19

雨上がり

雨が降って気温がぐんと下がりました。
外に出るのも厚着です。
林のまわりをちょっとだけ散歩。新芽が吹き始めています。






*世説新語はもうすぐ文学篇が終わりそう


*今日のおまけ  EF510-18 琵琶湖線 養老川踏切附近

2022/03/18

結構な降りになりました。しかも寒い。
早咲きの桜は花びらを散らしてしまいそうです。
午前中歯医者へ。半年に一度の点検と糸切歯の繕い。
小一時間口を開けていたら、どうもかみ合わせがしっくりきません。
ネアンデルタール人は上下の前歯がぴったり合わさる「切端咬合」だったのこと。
なんか、そんな気分です。

*彦根城下にて 2021.11





















*今日読み始めた本 井波陵一『知の座標 中国目録学』(2003)白帝社
 漢籍を扱う可能性のある司書さん向けの講義集がベース。勉強になります。