2023/04/30

四月晦日

昨日から始めた後片付け。今朝も勢い込んでとりかかったが、
ニ時間くらいでしんどくなってダウン。
数日來気を張ってきたが、さすがにくたびれが効いてきたようだ。
声も出なくなってしまった。やはりトシです。
4月も今日でおわり、雨もやんで静かな日曜日。










2023/04/29

蛙がなきだした

好天も今日からは雨がちに。
法事も続くので、今年のみやこメッセは見送り。
しばらくはおとなしくしております。

2023/04/28

母逝く

 とうとう親のない子になってしまった。










*ベッドでスケッチする数年前の母   
   享年94歳

2023/04/24

寒さにまいる

五月をまえにして朝から「寒い寒い」を連発。
たまらずいったんしまったダウンジャケットを引っ張り出した。
風も荒い。ここ数年来てはないかな、こんな強い風が始終吹くようになったのは。
地球の呼吸も荒くなっているようだ。

今日は一割引きの日でスーパーに買い出しに出かける。
でもこれにはカラクリがあって、前日のうちに卸値が高い商品は5分は値を上げてある。
だから実際は5分引きと言うところなのだ。それはみんな承知のうえ、だれも文句はいわない。そんななかに実質一割引というのもある。それを狙って買いだめをする。
年金生活まであと半年。やりくりも日常。

買い物から帰って、台所のリノリウムの張り替えなどプチリフォーム。
きりをつけてから遅めのお昼はうどん定食。
おいしく頂いていたら、あれ?鼻水……。と思って鼻に手をやったらまた鼻血が出ている。
前回は3月12日。今日もやはりなんの予兆もなく出た。
すぐさま鼻頭を圧迫して血は止まった。
気になるので血圧を測ってみたが、正常の範囲内だ。
このところの気温の乱高下が原因だろうか?
あまり頻回に起きるようだったら一度医者に診て貰おう。
午後はラヴェルを流しながら漢文予習。
「夜のガスパール」いいなぁ。

ゆく春や逡巡として遅ざくら 蕪村





























2023/04/23

天気ナレドモ風ツヨシ

五月の連休を思わせる好天。ただし風は荒めで、日陰では寒いくらい。
今日は朝からお祭り前の清掃奉仕。
昔から「出ぼけ」という。出て仕事をしているようなふりをして帳面を消す。
それでも顔を合わせるということに意味がある。コミュニケーションの始まり。

そのあと図書館へ走り、入り用あって学生時代に自分が書いた報告書をコピー。
おのれの仕事の歩みを記録する気も無いので、いつもこんなことをしている。
午後は漢文予習。

*フウの若葉が壁に緑色の影を落とす 建物は図書館の書庫部分 主屋より好きかも
















*ちょっと山の中へ これはガマズミ 花も実も派手好み











*帰り道に撮り鉄 EF65-2060 東海道線 南草津・瀬田間 数少ない更新色とか。





2023/04/22

冬型の気圧配置

今日も好天に恵まれた。
ただ、昨日の蒸し暑さとは打って変わって風が強く、それがまた冷たい。
なんでも冬型の気圧配置なんだそうだ。なんともはやだ。

昨日は演習の実質初日。メンバーも一新したので、慣れないせいか氣疲れした。
また今年は留学生が大半なので、中国語で話す方がスムーズな様子。
留学はもちろん大学院への進学すら雲の上の話だった小生の学生時代とくらべると
こういう風景があたりまえになったのはもちろんすばらしいのだが、
日本人の学生さんの姿が少ないのはちょっとさみしい。
まぁ、それはともかく「門前の小僧」は今年もついていけるように頑張るだけ。

*竹林にて 掘り過てる悔い筍を横たへぬ 石川桂郎





2023/04/21

土器ひろい

ひきつづき夏日。
老母の朝食と書物藏の掃除をしたあと里廻り。
ちょっと長時間は出ていられない蒸し暑さで、自律神経が狂いそうだ。
いつもの柳の古木を訪問。緑が一気に濃くなった。
隣接した空き地を歩いていたら、目に飛び込んできたものがある。
土器、たぶん奈良くらいの須恵器の坏身と思う。高台の一部が残っている。
8世紀としてざっと1300年前になる。
古墳時代から営まれる集落跡が近いので、流れてきた物だろうか。
昔取った杵柄で、こういうのは見逃さない。
今日は午後からお勉強で入京。朝が早かったので、ちょっと眠たい。


*土器をひろったのはこのキツネアザミの根本















































2023/04/20

夏日

この所の寒暖の差がこたえたのか、老母の調子が悪い。
食欲、反応が低下して、今朝はディを断ろうかと思った。
家族全員に用があったので、ちょっと無理無理だったがなんとか送り出した。
デイでの調子は持ち直して心配するほどではなかったようだが、ボランティア先にいつ緊急の呼び出し電話がかかるかとヒヤヒヤしていた。
このところの一番の悩みは嚥下である。食事を始めて数分はなんとかなるが、そのあとは固形物はもとより湯茶の嚥下も危なっかしい
口をゆすぐのも至難の業で、パーキンソンの進行のためか、自分で口をあけて吐き出すことが出来なくなる。しかたなく、指で唇を押し開けて吐き出させる。
これは気分的には疲れる。介護と割り切らないとあきません。
それにしても今日の高温にはまいった。室内温度は夕方でも27度だ。
今夜は寝苦しくなりそうだ。






2023/04/19

足慣らし

連休中に地域のお祭りがある。
今年は久しぶりに神輿の渡御が行われることになった。
町内の役をしているので、なにかしらのお勤めがある。
今回は交通整理係を仰せつかった。
発輿から還御まで道中を共にしなければならない。これが結構な距離になる。
途中でへたばっては見苦しいので、足腰をならしておこうと、
このところ自転車は控えめにして、買い物などはできるだけ徒歩にしている。
今日は午前中に7000歩。ご近所のご老人で毎日1万歩を励行しておられる方がある。
普通に歩いていると1万歩を歩こうとするとニ時間では達成できない。
その方は朝晩二度にわけて取り組んで居られる。
小生は、とりあえずはお祭りまでできるだけ歩くことにする。
自転車とウォーキングでは使う筋肉、運動神経が違う。どちらがいいのかしらないが、
視線の高さがずいぶん違うということもある。
自転車は在来馬の鞍上の感覚に近いのかなと思う。
世の中には車高をむやみに高くしたり低くしたり、色々となぶる人がいる。
異形を粧う快感ということだろうけど、視線の高さの変化が、やはり楽しいのであろう。

*土手一面に黄色い花。しかしこれは菜種なのだろうか? もしかしてこれも外来種?

















*でんしゃに声援




2023/04/18

カメラの手入れ

好天。朝から昨日はずした古すだれを鋏で半裁してゴミに出した。
まだつかえそうな物は、ちょっと手入れして目立たない場所に転用。
そのあと自転車に跨がって里廻り。朝の光が心地よい。

持参の古カメラは単3電池で動く。どこでも電池が入手できると評価する向きもあるけど、やはり電圧が不安定でなので、Panasonicのエネループで対応することに。
当時の説明書をダウンロードしメニューをみながらカスタマイズ。絵作りはデフォルトでは派手目なのであっさり系に変更。
MFでピントが合わないのはフォーカッシングスクリーンが浮いているのでは?
と見当をつけ、いったんはずしてセットし直したらOK。単純なことでした。
入門機なのにスクリーン交換可能とは、なかなか本格的。
660万画素といういまどきの最廉価コンデジにも及ばない性能、でもここで見て頂く程度には十分耐えられそう。

*4/16の写真は派手モード、これはあっさりモードにちょっと色づけ











*葱坊主が元気。それにしてもネギがユリ科だとは……。



2023/04/17

すだれの掛け替え

好天。気温は低めでスッキリしている。
朝から期日前投票にゆき、その足でホームセンターにまわって新しいすだれを買う。
表裏2年使ったので新調である。やはり気分がよい。
まだつかえそうなものは、裏側の目立たない場所でリユース。
処分は切って燃やせるごみに。これがなかなか手間なのだ。
昼食後自転車に乗って里廻り。新緑と菜種の花を楽しむ。
例年連休が附近の田植えだが、請負耕作が進んでいるので業者次第だ。
農作業をしない農家も増えている。

空いた時間は漢文予習。このところは道家の書が多い。今は列子です。

*おっと、シャッター押すのが早すぎました。EF65-2085










*近辺では宅造の及んでいない数少ない田んぼ











*藪に咲いたアケビの花 この可憐な花からアノ……。











*徐々に変化している



2023/04/16

ビューティ古?カメラ

昨日はよい雨が頂けた感じがする。
黄砂や化学物質、花粉が流れ去って空気が澄んでいる。
こうなるとじっとしていられない。
早朝老母の世話をすませてから、いつものように自転車を駆って里廻りに出かけた。
さすがに今日は比叡山がくっきりと見えている。よろしいな。
お供は小生が最初に買ったDSLRカメラ(PENTAX istD S 2004年)でパチリ。
RICOHはともかく、PENTAXブランドはもはや末期的な印象だけど、
ありがたいことに、これはAFにしておけばちゃんと写る。
(変な言い方だが、MFにセットしてファインダー上でピントをあわせても合わないのだ)

今どき新型カメラが五十万円。入門機が十万円なんて聞くと、もう卒倒しそうになる。
後期高齢者になるころ気兼ねなく楽しむカメラが果たしてあるのだろうか。
それにしても自転車もカメラも、それに自分もロートルばっかりになってしまった。



*ハードオフでで買ったシグマのズームレンズをつけて大人のオモチャとして復活
 色合いはNikonやOLYMPUSより好みです。

























*これは朝の光























































*これは昼前に山手の大学通りで



















2023/04/14

新学期

今年度初めての授業を受けに午後から京都へ。
東山の新緑がモコモコである。
受講しているのは5限目だけだが一つ前の講義ももぐりで聴講。
4年前に初めて聴いたときよりは理解できる。
あたりまえだし、そうでなきゃ困るが、素直にうれしい。
今年の演習は日本人2人、中国人4人。
どうやらラテン語のできるらしい人がいる。
えらい所にいるものだと我ながら足がすくむ思い。
分不相応というやつでしょう。まぁいいや。

帰途善行堂に寄ったら本の山脈。おまけに編集工房ノアの『海鳴り』35を頂戴する。
いつもながらの文章揃いだが、今回はとくにその感が強い。
詩人・直木美穂子さんの「二月の白百合」は、古代史学者として著名な父直木孝次郎氏の青年時代の恋を描く。これが面白かった。常連の山田稔先生をはじめ他の作品もみな読ませる。とても満足度の高い冊子である。





































2023/04/13

羊羹こわい

木曜日は湖畔でボランティア。
大陸からの黄砂飛来で、晴れているのにスッキリしない。
昔からの風物詩であるけれど、今年はマスコミの取り上げ方も大きい。
ミサイルが飛んでくる時代ならではの感覚。


*ほっこりしたので、こんな甘味が、どこかから到来しないかしら













*自宅のヤツデ 実が熟してきた











*湖畔でパチリ











*ヤマザクラ 以前ならたしかに今ごろが桜の見頃



2023/04/12

無事に羽化

昨年の晩秋にブレーキ部分でアゲハチョウが蛹になったミキスト車。

一昨日のぞいてみると蛹のは殻を残して空になっていた。
無事に羽化して飛び立ったようだ。
あたりまえのように繰り返される営みだけれど。よかった。
チョウは飼っていたこともあり、卵から羽化に至る過程で残念ながら死んでしまう
個体も結構あるのだ。
五齢幼虫から蛹になる前にはあっちこっちと場所を探し歩くので
鳥に食べられたり、人に踏まれたり、さらにはクルマに轢かれるものもある。
蛹になる瞬間うまくいかなくて駄目になってしまう例もみた。
無事蛹になって羽化を待っていたら、途中でなかから蜂が出て来るというということもある。
幼虫の間に卵を産み付けられたのだ。
まちに待った羽化になって、上手く羽根が開かないで落下ということもある。
もちろんそのいずれもが自然そのものなのだが……。
今回わが家から飛び立った個体が無事いのちを全うして、
たぶん天から与えられたと思うミッションを果たしてくれることを祈っている。

とりあえずこれでミキスト車が復活です。


*夜明け直後 カメラはずっと家にあるGR DIGITALⅢ 2009年の発売という古い機種なのに今も中古は高い。たしかに楽しいカメラだが写りは時代なり。まぁ人間の目よりよく見えても困っちゃうし。


















*藪の茶の新芽が伸びてきたので、ちょっと頂いて自家製茶に


2023/04/11

新緑の中へ

火曜日は訪問看護の日。
そのあいだに、買い物と里山めぐりに行ってきた。
初夏を思わせる気温。しかも湿気が上がってきている。
桜もいいけど、やはり新緑がそれを上回って素晴らしい。
鳥のさえずりを楽しみながら半時間あまりで山頂へ。
景色はどうかと思ったが、今日は黄砂がひどい。

汗の引くのを待って、ゆっくり下山。
日なたと日陰では植生もかなり違う。
植物の名前がわからないときは、スマホのアプリ「レンズ」で検索。
なかなか便利ですな。タカノツメ(4枚目)は食用になるらしい。
食べられるかどうか、ということが最近気になる。
帰りの時間を気にしなくてよいのなら、もっとのんびりできるのですが……。


























































































2023/04/10

Good Morning, Vietnam

近所のアパート。しばらく入居者がなかったが、この春から一気に埋まった。
住人はいずれも外国人。国籍はフィリピンとヴェトナムとのこと。
みなさん挨拶もしてくださり、日本語も達者。いわゆる技能実習生らしい。
20年ほどまえはブラジル人。そのあと中国人に代わり。そして今はヴェトナム人が多い。
一番陽気で賑やかだったのはブラジルの人。アジアの人はだいたい静かだ。
銀行への帰り道、駅前を歩いていたらビルの2階にベトナム国旗が見えた。
近づいてみると在留者向けの食料品と雑貨のお店だった。
裏のベランダに在庫商品の段ボールが山積みなのがアジアらしい。
あいにく今日は休み。またのぞいてみたい。





2023/04/09

夜の会議

昨夜は自治会の役員会だった。
地元は高齢化の進むふるくからの地域と、近年開発された住宅地がくっきりとわかれている。執行部は後者の若い方が多くなり、会議は手馴れたものでさくさく進むが、
高齢者の多い地域の課題になると話が混沌とする。
安心安全を中心にして、行事はできるだけ減らす。そういう方向性が望まれていると思う。
今年はコロナも沈静化の方向で、お祭りをはじめいろんな行事が一気に再開、
なにかと戸惑うことも多そうだ。

*朝のうちに散歩














2023/04/08

春の嵐?

いつも夜は9時過ぎには床につく。
3時間から4時間に一度は目が覚める。そういう周期になっているらしい。
昨日だと1時過ぎ、そして4時過ぎ。
寝床で雀の声を聴く。
雀といってあなどるなかれ、一声、一声に力があり、励まされる思いがする

老母をデイに送り出してから歩いて墓掃除にゆく。
水を替え、草を引き、線香をあげて缶のココアで一服。
2時間でちょうど9000歩。未だ1万歩には至らず。
午後から荒天。強風と雨。気温も急降下。これは春一番?なのか。
夜は自治会の役員会。


*古ーいカメラ(K10D)でパチリ ときどきピントが合わないがまだなんとか現役































*ヤマツツジですが、風が強くてブレました










2023/04/07

ツバメ飛ぶ

昨日は湖畔でボランティア。
このところは珈琲が飲めないので口寂しい。
薄めの日本茶・中国茶・ココアに手が出る。
仕事場ではルイボスティを淹れていただく。
ルイボスてなんだというとアフリカ産のマメ科の低木とか。
その葉っぱを煎じたものらしい。
濃い紅茶のような色だが刺激がない。
たよりないけど一種のハーブティだな。
「妊活」とかにもよいらしい。関係ないけど。
茶請けにブルボンがあう。

5時間あまり蔵の中で働いて外界に解放される。
昨日の雨で空気が湿っていて心地よい。メタセコイアの若葉が鮮やか。
そうそう昨日今年初めてツバメの飛ぶのを観た。
日本は暑くて住みにくくなったけど……。

今日は終日まとまった雨になった。夕方ネット上で仏アニエス・ヴァルダ監督のドキュメンタリー「ダゲール街の人々」(1975)を観た。

*バッテンが気になった

















*このところベートーヴェンの弦楽四重奏曲にはまっている。
 クルマのタイヤを新しくしたおかげで室内がぐっと静か(当社比)になったためだ。