2024/03/30

東海道歩き 完

好天につき予定どおり大津から三条大橋まで歩いてみました。
どんどん気温があがったので、タケノコ式に衣服を調節。
京都に入ってからはTシャツでもよいほどでした。

今回はあちこち寄り道もしましたが4時間もかかりました。
じつは全く同じコースを20代半ばに歩いたことがあります。その時は全くすいすいでしたが
今回は途中大休止を入れ、帰宅後はかなりほっこりしました。日焼け止めを塗り忘れて顔が焼けたのもくたびれの原因かも知れません。まぁ、トシですね。

江戸時代は「京発ち石部泊まり」といって、早朝京都を出てその日のうちに石部(滋賀県湖南市)まで歩いたとか。現代人はとてもそうはいきません。草津がやっとこさと言うところでしょう。道中結構コンビニがあり、風情はありませんがさながら現代の茶店として使わせて貰いました。自転車では何度も通っておりますが、歩くとまた新鮮です。
さて、次はどこへ歩きに行きましょうか。


*JR大津駅午前7時30分 今日はここからスタート











*旧市街の東海道 左に露国皇太子遭難の地の碑 大津事件の現場です











*正面奧が大津宿の札の辻、マンションが増えました。大津祭の地元です











*札の辻から八丁坂を上がって逢坂へ 場所柄でしょうか小町湯です











*撮り鉄も少々











*関蝉丸社下社の桜 静かです 背景の山は桜で名高い長等山へと続きます











*山の谷水を使った湖魚の生け簀のようです。谷水でしばらく飼って泥臭さを抜くのかな











*「逢坂」のいわれを記す説明碑











*鉄道記念物 旧逢坂山トンネル遺構











*これは維新の元勲三条實美の揮毫です











*峠への道に入ると冷えます 夜明けが遅く日の暮れが早い 











*峠の石碑 歴史上の関は大津側にくだったあたりでしょう











*大谷はウナギの蒲焼きのにおいが充満しています ここでヤッケを脱ぎました











*銘水「走井」ゆかりの月心寺 寺と名乗っていますが、もともと画家橋本関雪の別荘











*峠をくだってからも近江国(大津市)ですが東海道の左(南)側は一部山城国(京都市)
 になっています、道を挟んで国が違います










*追分です 右は東海道 左は醍醐・宇治方面 「大津百町」もここでおしまい











*まだ大津市 ここから小関越えが分かれます、三井寺への近道といいますが、
 山坂が急で大関越え(逢坂山越え)とたいして変わらん気がします。










*ようやく京都市(四宮)に入ります 府県境は幅1メートルの小川です











*四宮駅近くにて ポツポツ咲いていますね 











*四宮の地蔵さん「六ツの辻 四ツのちまたの地蔵そん 道ひきたまへ みだの浄土へ」











*山科に入りました 山科京極 このあたりでセーターを脱いで袖まくり











*いったん府道に合流してまた分かれます











*これが東海道 日ノ岡峠への道はなかなかきつい なにげに「鳥獣保護区」らしい











*振り返って見る山科盆地











*ウグイスがないています。府道の喧噪とは別世界 旅人用でしょうか井戸もあります











*また府道に合流します 「りんぶとん製造元」というのがなかなか芸が細かい











*蹴上浄水場の手前から 正面に金戒光明寺 いよいよ都入り。北山は霞んでいます











*疏水出口 インクラインは観光客で一杯 疏水船も運航しています











*桜は去年よりだいぶ遅いです ねじりまんぽです











*ようやく三條大橋につきました 鴨川の水の流れはなかなか速い











*弥次喜多像をパチリ 到着は11時30分でした











*ちょっと戻って「だん王」さんで一服 歩数は22,000歩余りになりました



2024/03/29

朝方まで雨が残りましたが、どんどん回復して初夏のような温度になりました。
終日ボランティア。外には出ませんが花粉と黄砂の攻撃で今日はマスクが外せません。 
明日は東海道歩きの予定。大津から三条大橋まで。
暑くなりそうです。
お気に入りサイトがいつの間にか増えています。


*雨に濡れたトサミズキ











*内湖のほとり












*芽吹いてきました



2024/03/28

午後からは下り坂のようなので、朝から散歩に出かけました。歩数7,000歩。
また日常生活に戻りました。






2024/03/27

春は花 夏ほとゝぎす 秋は月 冬雪さえて 冷しかりけり

朝のうち少ししぐれましたが、徐々に晴れて、法事をつとめるころには快晴になりました。
晴れ女だった母の気はいまだこの世に健在のようです。
終わってから、方丈さんの若い頃の放浪話を聞いて面白かったですね。
自分とは違うことをやっている人の話を聴くのは楽しい。
次は母の三回忌。元気で暮らしましょう。


*ソメイヨシノも、早い株はそろそろ開き始めました。

















*よい天気です


2024/03/26

よく降りました。今朝早くには雷もドドーンとなって、季節が変わっていくのを実感。
午後も雨が残りましたが、一気に気温も上がってきました。
今日は終日ボランティア。4月からの仕事の進め方を話し合いましたが
なかなか簡単には進まないですね。でも急ぎ働きをすると後からの手戻りが多くなって
かえって非効率な結果になります。ここは慌てないのが肝要です。

明日の法事に備えて、お膳に供えるおかずをスーパーで買って帰りました。
ちょっと手抜きですが、堪忍して貰いましょう。
掛軸も掛け替え、蝋燭、線香、焼香、お経本などの用意もできました。
でも法事の席につくのは、親戚もなく、子どもも所用で留守なので私共夫婦二人だけ。
なんともこじんまりした法要です。核家族化の極みですね。


*北野天満宮 天神さん もぐさ屋 1981年





2024/03/24

毎日どうでもよいことを綴っていますが
日記代わりなのでしかたがありません。ご容赦を。
終日雨模様なので、朝から家に籠もって本読みです。
早くに目が覚めたので、朝食までまずは『盤珪禅師語録』(岩波文庫)。
朝食後はしばらく音楽を楽しんで、いつもの漢文自習。
『論語集注』はようやく里仁篇を終えました。
古い文庫も、集注の標点本も細字で、眺めていると目がボンヤリしてきます。
据え付けの拡大鏡がほしいところです。
それにしても『盤珪禅師語録』法話だけでなく、後半の逸事が面白いですね。


*膳所 蘆花浅水亭にて いい部屋ですが、掛軸の掛け様が……?




2024/03/23

今年の桜は

冷たい雨降りになりました。来週も天気は不安定のよう。
法事を予定している水曜日だけ晴れそうなのはありがたい。
朝から大掃除をして、お昼はちょっと贅沢に焼鯖ずしをいただきました。
食後はHIMARI(妃毬)さんの↓を拝聴。これはたしかに拝聴ですね。

川津桜などの早咲きの桜がピークを過ぎて、次はいよいよソメイヨシノの出番ですが
この雨と寒さでは、見頃は4月に入ってからになりそうな気配です。
ここ數年どんどん前倒しになっていたので、ちょっともとに戻るかな。
桜祭りを3月中に変更したところは、困ってるでしょうね。
それでもって再来週になると一転して好天がつづくらしい。

4月2日は新年度の学校の手続きのために入洛しますが、
そのときは今出川でおりて、久しぶりに御所の桜を拝んできたいです。
あそこのシダレザクラを見たのは2020年が最後。コロナが拡大しはじめた時期でした。
それからもう4年ですか……。
この間、のんびり桜を愛でることが、ほんとうに無かったですね。
介護生活のない今年は、ちょっとばかり、ゆっくりさせてもらいますよ。


*越前武生にて これは2019年





2024/03/22

ほっと一息

ようやく晴れました。
でも朝の外気温は3度と寒さか堪えました。
比良・鈴鹿・湖北と三方の山々はいずれも真っ白です。
暖冬じゃなかったのかしら。

今日も終日ボランティア。お昼になっているのに気がつかないほど。
熱中できるものがあるのはありがたいです。
来週が詰めて作業する最終。4月からは週一回のつもりです。

行き帰りのクルマのなか、朝はハイフェッツ、帰りはチョン・キョンファを楽しみました。
チョンの若い時と年とってからを較べると
後者はなにやら浪花節を聴いているようです(これも好きです)。

来週は父の十三回忌と母の一周忌をつとめるので、明日から部屋の大掃除。
こういう機会が無いと無精者は掃除をしませんので……。
きちょうめんで掃除好きだった両親とは性格が大違いです。

*夕陽をあびる小径


2024/03/21

積もりました

春の彼岸だというのに雪が積もりました
道路はたいしたことはありませんが、スタッドレスタイヤをはずした人もあるはずで
困っちゃいますね。
9時前には雪もやみ打って変わった好天。
入洛を企てていましたが、明日もボランティアなので、今日は自重。
天気が続かないようなので、上がりは4月になってからになるかもしれません。
4月には京都近美の鉄斎展を見たいですね。
期間もたっぷりあるので、学校へ行くついでに楽しもう。


*この穢れのない純白の雪の粒も、ごみ埃をなかに宿しているといいますな
 それがなければ雪は結晶しない。面白いもんです。


















*ライラック 芽が膨らみ始めたのにね


2024/03/20

春の彼岸に雪が降る

春の嵐にしてはなんとも寒い。ときおり霰が吹き付ける日になりました。
というか、夕方からはなんと吹雪に……。

今日は終日ボランティア。戦後の昭和21~25年にかけての資料が出て来て、これがよいものでした。一日かかって数十点の整理を完了。
冷えると身体の調子(自律神経かな)が狂うので、今日からホット座布団を導入しました。
座布団のせいか、資料のせいか今日は疲れが出ませんでした。
次回は金曜日。夜はちょっとだけでも漢文自習。朱子の論語集注。注が勉強になります。

*寒いけどやはりお彼岸。湖畔の柳も芽が伸びてきました


2024/03/19

東海道散歩 第2回

さて、昨日に続いて街道散歩に行ってまいりました。
天気がもう一つなので写真は地味ですが……。
今日は石山から大津まで、歩数は14,000歩となりました。

次回はいよいよ逢坂山の山越えです。
年度内に上がりといきたいのですが、この先天気が不安定です。


*大津が関係するのはうれしいのですが、あの現代会話調はなんとも。JR石山駅にて

















*近江八景の一つ粟津の青嵐の名残です 隣接する工場内に松並木































*膳所城下町に入りました。町家は少なくなりました

















*城下町鎮守の膳所神社。お城の城門が使われています

















*老舗の川魚・佃煮屋さん

















*城下らしい折れ曲がりと長屋門


















*『成瀬は天下をとりにいく』の舞台 西武の跡地のマンション(写真右奧)は余り売れて
 ないらしい。西武あってのあの場所ですからね。コンビニの窓に本の宣伝ポスター
 滋賀県人ですが小生は感心しませんでした。

















*木曽殿と芭蕉翁に外からごあいさつ

















*この先いよいよ大津宿です

















*滋賀県庁までやってきました 相変わらず静かな町 今日はここでおしまいです

















*静かな町の静かな役所の静かな中庭に静かに置きたる柱頭装飾

















*JR大津駅から電車に乗りました 地球儀は北緯35度線通過のモニュメント