2021/10/31

古本まつりで買った本

時折陽が陰りましたが、あたたかい日曜日でした。
終日在宅して読書。
昨日古本まつりで買って来たアンリ・マスペロの『道教』(川勝義雄訳・東海大学出版会)1966年 刊。その後東洋文庫、平凡社ライブラリーで出てますね。200円で買えました。
函のデザイン、色づかいが気に入りました。装釘は洋画家の庫田叕(くらた・てつ)。

夕方少し近所を散歩。梯子をかけて柿をもいでいる農家の姿も見られました。
いよいよ明日から11月です。
























2021/10/30

百万遍秋天

すばらしい秋晴れ、待ちに待った百万遍古本まつりに行ってきました。
このところ節制していましたので今日は一杯買い込みました。
といっても3千円には届かず、
それでも未だ年金があたらない小生にとってはギリギリの出費です。

欲しかった大島花束の『良寛全集』(1958年・新元社版)函なし500円は助かりました。
良寛の書はすばらしいな。
そのほか漢文関係図書、といっても3冊500円ばかりですがいろいろ。
重くなったのでひとまず学生研究室のロッカーに放り込んで後日引き上げ予定。

再度知恩寺に戻ったら門前で、林哲夫画伯、マン・レイ・イストの石原さんら諸先輩に遭遇
しご挨拶。
昼食は近所の進々堂でとのことでしたが、一同の古書臭がお店に嫌われたのか回れ右。
京大生協の食堂へゆき、露台の特等席で都の秋を愛でながら午餐を楽しみました。
水曜日までありますが、もう満腹かな……。


*古本猛者や仙人のような人ばかりでなく、妙齢の古本女子もおおぜいでしたネ。

Nikon1 v1+18.5mm





2021/10/28

メモ写真


先週湖東へ行ったときに田んぼの中に見つけた小さなお宮。
氏神社ではなく今はその末社の位置付け。小祠、ほこら。あるいは野神かもしれません。
村はずれの田んぼの中にまるで拓き残されたような森が目印になります。

神社というと鳥居があり、参道があり、拝殿があり、玉垣を廻らした社殿がある
などという固定観念がありますが、そんなに古い話ではない。
野神、山ノ神以外でも、こんな程度のものが多かった。
誘われるように近づいて、パチリ。

*こういう森が目印になります。


*ちょっと荒れていますが、小さなやしろのまわりに白い石を敷き詰めています。
 これがマナゴ石、マナはまな板のマナ。マナゴは食べ物を置く場所の意。
 もともとこの上に神饌を並べ置いたのでしょう。湖東では広く見られます。


















*森の木にはたくさんヤドリギがぶら下がっていました。宿り木というと杉本秀太郎です
 ね。『洛中生息』に入っているかと思って探したけれど出て来ない。どうやら『半日半
 夜』らしい。そうやったかなぁ。
 




裏山歩き

木曜日は老母は訪問看護の日。
にこにこと接して下さる看護師さんは
ばあさまのお気に入りですが
この頃は、来られてもすぐに寝てしまいます。
小生はその間に 裏山に登ってプラパチです。

*なにやらもう晩秋のような空です











*山の恵みは食べられておりました












*こういうフジ類が好きですね











散歩のお供はこの所一番お気に入りのNikon D80という15年前のデジカメ。
今やスマホ以下の画素数ですが、レンズは最新のキットレンズ。まだまだ使えます。

2021/10/27

好天でした

7時ちょうどに入京。
カーディガンを着て寒さ対策としましたが、日中汗ばむほどになりました。
10月末なら本来こんなかんじではないでしょうか。
授業ののち例によって図書館で調べ物。
生協で昼食を取ってその後近所の古本屋を冷やかしました。

善行堂で求めたのは定方晟『須弥山と極楽』講談社現代新書 1973年。
むつかしそうだけど、ぼちぼち読んで見よう。
それにしてもこの本100円で拾いましたがAmazonでは4,000円くらい、
日本の古本屋でも2,000円程度の値が付いていてびっくりです。
まあ、こんなことでよろこんでしまったりする凡夫です……。
あと上田三四二などなど。

*朝、知恩寺裏手にて むかしのサービス判プリントみたいな色ですね。











*これはちょっと前。阿闍梨餅の近くで



 

2021/10/26

みかん山だより

朝からちょっと自転車にまたがりました。
湖畔の城跡をたずね。懐に入れておいた栗饅頭をたべてお茶にしました。
セーターを着るほどではないけれど、ちょっと寒いですね。
ついでに期日前投票も済ませてしまいました。

帰宅したら瀬戸内のみかん山から早生みかんの案内が届いていました。
子どもの頃はお正月が近づくと、八百屋の店先に山のように積んでありましたが
このごろは店で売っていても高くて買ったことがありません。
高いだけでなくて、嗜好が離れたのでしょうか。
箱で買うようなことはよほどではないでしょうか。
コタツで過ごすということがなくなったのもあるかな。
みかん農家も高齢化で、廃業する家が多いそうです。

10年ほど続けて水俣から雑柑類を箱で送って貰っていました。
あれは美味しかったですね。
大粒より小さい方、皮が薄いのがだいたい美味しい。
ヘタをはずして中の房の数を勘定したのもなつかしい思い出です。

これからの季節、店先でみかんを両手に持って思案しているのはたいてい男性ですね。


*天気予報ほどには晴れませんでした


2021/10/25

難儀やなぁ……。

今朝はまいりました。
老母がちょっと早く起きてしまったので、朝食後、デイの車が到着するまでに寝てしまい
ベッドから立つことができず、息子と介護士さんと3人でかつぐようにして乗せました。
なかなか荒技やったと思います。

もうほとんど寝てばかりで、食事をさせるタイミングがむつかしい。
認知症が強く出て薬を投与するのですが、それが作用している面もありますが、
やめると今度は「妄想大劇場」が現出するのでやめられません。

義父は脳腫瘍で70ちょっと、25年前に病院で亡くなりましたが、
そのころよく読まれた本に山崎章郎医師の『病院で死ぬということ』がありましたね。
当時の延命医療の人道的あるいは構造的問題を世に問われた本と思いますが、
なかなか先見的で、しかも意を尽くしたものでした。映画化もされたようです。
わが家にもあり、家人が病院でそれを読んでいたら、主治医の先生が、のぞき込んでニヤリ
とされたことを思い出します。
あの本で提起されたことはその後広く共有され制度的にも改善された所が多いと思います。

上記の本の趣旨とは全く異なりますが、時折冗談で「病院で死ねたらいいなぁ」と話すこと
があります。病気ならしっかり見て貰って、早く死んでも惜しまれていいなぁ、なんてお馬
鹿なことを考えたりします。「病院で死ぬという事」というフレーズは、別の意味を持ち始
めているんです。
でも加齢による問題は病気ではないので入院はできません。
その一方で特養の順番待ちは天文学的数字であります。
さー、どっちをとりましょうか。それともうまく軟着陸できるかな。
自分で決められることでもないのに……。

介護制度の充実でたいへん助かっていますが、
制度の今後、我々の年金、子どもたちの今後を考え合わせると複雑な気分になります。


*民家改造のたべもんやさん



 

2021/10/24

こんにゃく問答

夏から続いている湖東のフィールドワークへ行ってきました。
さすがに鈴鹿の山懐、お昼時でもセーターが欲しいくらいに冷え込んでいました。

ご老人方からの聞き取り。昔のことがどんどん出て来て、盛り上がりました。
戦中生まれの女性(85才)はまだ親が決めて婚礼まで相手の顔も知らない結婚。
日暮れ時の嫁入り行列。
鈴鹿の山を越えて来た茶摘み女や、塩干物売りの行商人の話などなど
同席した戦後すぐ生まれの女性も初めて聞いたとか。

毎月通いますので、これからの話が楽しみです。


*谷川の水も冷たそう












*在来種の茶の木。間にこんにゃく芋をつくっています。




2021/10/23

ストックに手を出す

風が冷たく感じられる一日でした。
たいしたことはしていないのですが
寒いと熱が奪われるらしく、家にいるだけでもおなかが空きます。
何か無いかしらと探したけれど、ラーメンもパンもありません。
しかたなく備蓄用にストックしてある鯖の味噌煮を一缶出して食べてしまいました。
さすがにニッスイ、イケるお味ですが、
これをアテにせず、ただ食べてしまうところが下戸ですね。

ついでに同梱の食料品の賞味期限を確認すると、期限切れがチラホラ。
年に一度は食べ尽くしの会を催さないとだめですね。
数日分のすぐたべられるものを用意しておくのが目安とか、
最近の地震の頻発を考えると、そういう事態を考えておくのも非現実的ではなさそうです。
明日の仕事帰りにスーパーに寄って補充をしておきましょう。


*時折訪れる場所。水道施設らしいのですが、高名な建築家の作品とでもいえそう。



2021/10/22

寒さは少しゆるみました

今日は夕刻からの授業。
しっかりニ時間、へとへとになりました。
ドクター・マスター、学部生一体のゼミ
しがみつくのが精一杯。
ま、実際はとっくに振り落とされてますケド……。
こんな経験ができるのはほんとうにありがたい。

終わったころには知恩寺の駐車場はもう真っ暗になっています。
そうそう来週の今日は古本市前日なのでこの駐車場は駄目だろうな。
初日の土曜日も電車でいかねば。
最終水曜日は早朝授業なので近所のパーキングを探そう。
しばらく本の購入は控えめだったので、期待が高まります。


*授業の前にちょっとパチリ


 




2021/10/21

里山シーズン到来

寒くなったのもわるいことばかりではありません。
里山歩きにはちょうどよいあんばいです。
訪問看護師さんが来られている時間にチョイと登ってきました。
ありがたし……。
まだまだ色づきもなにもありませんが、汗をかかずにスイスイ登れます。
ありがたし……。

*カメラを地べたにおいてセルフタイマーでパチリ。




 




























*マツタケの匂いはしないかな?……




















*お土産はコレ




2021/10/20

季節と共に

好天でしたが、風が冷たく上着がほしい一日でした。
蹴上の坂を下って都に入るときの景色というのは、
まさに四季折々飽きることがありませんが
今朝方は陽の当たり具合か大気の澄み具合がよいのか
視界の端っこに座っている北山も、いつもより奥山が見えているようでした。
盟主は桟敷ヶ岳でしょうか、わずかに900メートルに及ばないものの
前山を従えて堂々たる姿です。
春のぼんやりした北山とは大違い
キリリとしてもう冬がくるのかしらと思うような姿でした。

一限目の授業を済ませて、図書館で調べ物。
久しぶりの生協で鶏と野菜の黒胡椒炒め+小ライスを注文。
ピリッと美味しいのですが、途中でハタと気づいて「逆ぶっかけ」にしました。
具とご飯が別々に出ただけだったと得心しました。
そのあとご近所の古書店を冷やかしてから京都を脱出、途中で散髪して帰宅。
とっても短くしてくれたので、いよいよ寒くなりました。

毎年のことですが老母は日照時間が減り、気温が下がってくると
レビー小体型認知症による幻視・幻聴・妄想が強くでてきます。
今年は半月以上早くからその症状があります。
平素から薬は飲ませていますが量を増やします。
季節の変化が今年は早いのですが、それに人間も影響されているわけです。
そんなことで季節の変化を感じることになるとは、
これもまさに「思わざりけり」……です。

*今日買った本
 ・渡辺武信『大きな都市小さな部屋』SD選書 鹿島出版会 1974
  SD選書は時々買います。このデザイン、本文レイアウトが好きです
  (新しいのではなく全体に真っ黒な古い方ですが)。
  著者は建築家であり詩人。のっけから面白い。

*各方面に義理があってのことでしょう






 

2021/10/19

因果物語

今朝もよく冷えました。15℃を切ってきたのではないでしょうか。
老母の部屋に加湿器も入れ、だんだん冬の構えになってきました。
今日もほとんど寝ていますが、昨日のようなことはなく食欲も戻り一安心。
ときおりしぐれる空模様で外出もままならず、終日ゼミの予習。
あっというまに一日が過ぎてしまいました。

休憩時間はお茶をいれて漢文から離れて、以前のブログでも紹介した鈴木正三の
『因果物語』をぼつぼつと読んでいます。
これには平仮名本と片仮名本があり、小生所有のものは漢字とカナ交じりのもの、
平仮名本は全編「くずし字」で、昔はむしろ一般的だったはずですが、
今ではとても読みにくい。流行のAIのソフトも進歩して連綿のかな文字もスマホで
写せばかなり読んでくれるそうですが……。

正三は江戸前期の曹洞宗の僧として著名な人ですが、この本は
怨霊、化け物、祟りのもの、などが全編にわたって登場します。
タイトルとしてはたとえば

 ・生きながら牛となる僧の事
 ・死霊となる僧の事
 ・女の魂蛇となり夫を守る事
 ・愛執深き僧蛇となる事
 ・妬み深き女死して後女房を取り殺す事  などなど

これをみるだけで恐ろしいですね。それに自宗の僧のことも、わけへだてがありません。
しかもみな実際に正三本人や弟子たちが実際に見聞きしたことを強調しています。

因果物語ですから、これをしめすことによって仏縁を結ばせる方途としたはずですが
実際に本人は公にしたわけではなく、弟子と浅井了以がタッグを組んで出版したようで
正三としては体験や聞き取りを書き留めて、布教の際に語る種にしていたのかと思います。
一見して中国の志怪小説を思い起こさせるのですが、
たとえば『聊斎志異』のような情緒というものは全くなくて、
よくいえば勧善懲悪、それよりもひたすら怪奇な物語になっています。
説教の種から、徐々にアレンジされて、小説として受け止められていった所でしょうか。

これらの話と禅、あるいは曹洞禅とのかかわりがどうなるのか私にはわかりませんが
少なくとも今風な禅 ZEN のイメージとはかけ離れてはいます。
いずれにしても世間の人々が、こういうことに多くとらわれていたことはわかりますな。
「葬式仏教」が求められた所以でしょうか。
そういう不安をどう取除いていくのか、悪く言えばどう取り込んでいくか。
なかなか生々しい物語ではありますね。

*これは竹原だったと思います。古い町には古い墓、旅の見所でもあります。


2021/10/18

ヒーターを入れる

今朝は老母はデイにいく直前になって寒い寒いといって震えだし、寝込んでしまいました。
冷え込んだこともあるのですが、食前に薬を投薬ゼリーで服用させたため
急におなかが冷えて、貧血状態になったのではないかと感じます。
しかたなし。今日はお休みで、小生も自宅にいることにしました。

はたして24時間のうち起きているのは何時間になりますか。
ニ時間に満たないのではないでしょうか。
このところ眼窩もくぼみ、ほほもめっきりへこみました。
能面の老女の表情を陰気にさせたというとなんですが……。

緩慢な速度ではありますが、ヒトとして自然な道行きをしていると思います。
ヒーターを押し入れから出してつけ、しばらくベッドサイドにおりましたら
いびきをかきながら寝てしまいました。

さて、レジュメづくりも一段落したので、このところ「寝る前に読む本」にしている
「世説新語」を読むことにしました。
世説新語』(せせつ しんご)とは、中国南北朝時代南朝宋の臨川王劉義慶が編纂した、
後漢末から東晋までの著名人の逸話を集めた文言小説集。(wikiより)

南朝宋というのは彼の倭の五王の時代に中国南部に栄えた国で、まぁ古い時代なんですが
史書とまでは厳密ではない、逸話というところが多くの読者を引きつけてきたところです。
全訳としては平凡社の中国古典文学大系に収められていて、古書市でも拾えると思います。

小生の手にしているのは大正9年刊行の有朋堂版の漢文叢書の一冊。
新書版で青い表紙、天金です(天金なんてもはや路面の天ぷら屋の屋号かと思いますが)。
鼇頭に小さく訓点入りの原文、本文は訓み下しで簡単な注がついています。
これを毎晩2、3話読むとだいたい寝られるわけです。

状態は経年相当ですが、造りはまだしっかりしています。
私はこれくらいの古い本だと、傍線が入っていたり、頁の隅が折ってあったりして
あまり気になりませんし、それが面白いと思うこともあります。

この本もあちこちに赤鉛筆で印がつけてありまして、それを見ていくと、なにかの話、
あるいは文章・蘊蓄のネタを探していたことがうかがえます。
そういう使われ方、楽しみ方をしてもいっこう差し支えのない、
むしろそれが「世説新語」の「正しい」読まれ方であるようです。



2021/10/17

一気に晩秋?

一気に晩秋の気配です。
今日だけのことならよいのですが。

朝から老母の散髪を済ませ、ちょっとだけ買い物。スーパーの売り場もこのところの
諸色高値を反映して皆さん慎重に品定めされているよう。
野菜もまだ安定供給にならないのか、高値の上に数も少ないように見受けられます。
好物の笹カレイの干物も春までは4枚入っていたのに、いつの間にやら3枚入りになりました。
久しぶりに「もの不足」とか、「便乗値上げ」なんて言葉を思い出しました。

午前中はまだ陽がさしていたのですが、午後は風強まり西の方比叡のお山をうかがうと
次から次へと雲が湧いていて、どうやら降っているようです。
春とか秋とか、過ごしやすい季節がどんどん短くなっているような気がします。

気分転換に午後遅く自転車で外に出ました。
半袖で戸外に出て、慌てて長袖に着替えました。
それでもまだ寒い。上にジャケットでもひっかけたくなりました。

夜は8時過ぎまで漢文自習、婚礼に関する「礼」(儀礼)についてうなっておりました。
辞書はもちろん典拠になっている本を机の上やら下やらに積み上げないと進みませんが、
儀礼によって社会を安定的に運営する。これも人間の優れた知恵でしょうね。
それにしてもかしこき辺りでは近々「慶事」があるようですが、正直なところ複雑な気分です。

*喪服の女性、スマホをのぞき込んでこんな所で半時間くらい……。













*こういう風景にも惹かれます。なんでしょうね。



2021/10/16

今夜から天気は下り坂

今日は天気でそれも夜までもちました。
相変わらずの毎日。それだけに時間が飛ぶように過ぎていきます。

ところで先日紹介したアゲハの幼虫は無事蛹になりましたが、
その後近くで同じく5齡幼虫を発見。しかし地べたで不動です。
背中に一本の糸をまわし、ぶら下がって蛹になるのを待つはずが
落ちてしまったか、それともそれにも至らなかったか……。

昨日今日と見ていると色も悪くなりどうもだめなようですが、
そっと触れると動くので、まだ死んではいない様子。しかし駄目でしょう。
あと少しの所まで行ってもこうなってしまうのもあります。
しかし、蛹になってそろそろ羽化と楽しみにしていたら
ある朝殻を破って出て来たのは蝶ならぬ蜂だったということも経験しているので、
これも自然のなせるわざと思ってそのままにしています。


お昼前の1時間ほど隣町まで通勤自転車で走り、買い物も済ませて帰宅。
午後は終日レジュメづくり。ようやく本文の訓読と現代語訳が完成。
あとはすでにピックアップ済みの注釈の訓読を詰める作業。
後期の発表まで1ヶ月となりました。

*吉田牛ノ宮町にて


2021/10/15

そろそろ換気

家にいるのがもったいない天気ですが、老母在宅日なので外出は墓掃除と
近所のスーパーでの買い物くらいにして、あとは漢文自習。
なかなかレジュメがまとめられません。

天気予報によるとこの週末で空気が入れ替わり、来週から秋らしくなるそうです。
若い予報士の方々、アナウンサーではありませんが、みなさん笑顔の解説はすばらしい。
まるでキャスターかタレントさんのようです。
でも昔の気象協会のおカタい解説、名調子もまたなつかしいですね。

さて、衆議院解散して選挙。そろそろ空気を入れ換えて欲しいと思います。







2021/10/14

夜明け前

老人型の生活になりまして、夜は老母のトイレを9時にさせて
それで床についてしまいます。ちょっと本を読んで寝てしまうと、
途中起こされても、起こされなくても、明け方、
といってもこのごろは真っ暗ですが
4時半から5時には目が覚めてしまいます。

お気に入りのブログなどを眺めるのもよいのですが、線香を半分に折りまして
ちょっと坐禅をやってみたりしています。
もちろん無心などなれるものではありませんが、
息を数えるつもりで座っていると心地よくなってきます。

専用の坐蒲も入手しました(なにごとも道具は必要です〈笑〉)。
それが終わるころに東の空が白んできます。


*昨日の東山東一条




2021/10/13

蒸しますなぁ

一限目授業で入洛。
蒸し暑く、Tシャツでも汗ばむほど。

先生から夏休みのイベントを聞かれた女子。
石垣島でリゾートしてました。と仰らる……。
私はワクチンを2度打ちました。と答える……。

昼過ぎまで自習してから近所を散歩。
今日は本は買わず。
月末からの古本市で勝負!?

*左京区吉田本町 志賀越の道















2021/10/12

ややや

 隣家に檸檬の木がありまして、ときおりアゲハチョウが産卵に来ていました。
樹上では幼虫の姿は見ませんでしたが、今朝わが家の玄関の戸にぶら下がっておりました。

これで前蛹状態です。
五齡幼虫の最後、蛹になる前は樹上からあっちこっちと歩き廻り、
とんでもないような所まで行って蛹になります。

かつて団地に住んでいたとき、ベランダで山椒の木を育てていたところ、
アゲハが産卵し、何度もその成長を観察したことがあります。
これから1日ぐらいすると蛹に変化するのですが、その瞬間はなかなかのドラマです。

蜂とか鳥にみつからないように、植木鉢を置いてカモフラージュしておきました。






2021/10/11

もうじき百万遍古本市

この月末から翌月にかけては、百万遍の古本市が開催予定です。
コロナ流行で下鴨はパスしたけれど、今回は出かけるつもり。

恒例の古本市のなかでは百万遍がいちばん好き。
暑くもなく密でもなく、開放感があります。
なによりお寺という環境はこういうイベントにはなじみます。
トイレや食事はいざとなったら京大で済ませればよし、
見飽きたら、近隣の古書店で気分転換も……。

今から楽しみにしています。

*北白川にて











*午前中浜辺まで走りました。











*今日も強い日ざしです



承前

 ☆ハテナブログから転居しました

旧ブログは→ https://koganemaru.hateblo.jp/

ブロガーは10年、いや20年ぶりくらいでしょうか。
ハテナは使いやすかったけれど、こちらは広告がでないのがありがたいです。