2022/06/01

吉田本町

昨日に続いて入洛。好天ですが、過ごしやすい。
一限目と五限目の授業のあいだ、気が向いたら散歩。
今日は学校のなか、小生の通う文学部の東館(昭和11年竣工・但し大部分は戦後の増築です)をパチリ。
設計は農学部演習林事務室や、すぐ隣の法経済学部本館を手がけた大倉三郎。
古すぎず、また新しすぎない感じが、気に入っております。
機能は新館に移ってしまい、一部雑誌図書室やサークルBOXとして利用されていますが、
謎の部屋が多いです。

*スクラッチタイルが印象的。今じゃ非公式?喫煙所。私はお弁当を広げてます。
 有力私大などでみられるような「奇麗さ」とは別世界です。


 




















*戦前の建築なのでこういうトイレ。木製建具が落ち着きます。
(男子トイレです念のため)。










*おお! クリスタルのノブがついてますよ










*帰り道に買った本。川本三郎『日本すみずみ紀行』現代教養文庫
初出1987年 は国鉄分割民営化のあった年。自分の年齢に重ねてみる。
肩の力の抜けた紀行文。行ってみたいな。
雑誌の企画でこういう作家旅が国内国外共にできたよき時代ですね。
著者謹呈本でした。



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