2022/07/03

『私の東京町歩き』

からだにまとわりつくような湿気と、頭の重さで目が覚めました。
しばらくすると屋根瓦に雨の染みこむ匂いがしてきました。
前線の通過らしく、しばらくしたら雷鳴も聞こえてきました。
ここはひとつしっかり降ってもらいたいですな。

4時半ですが、もう寝られないので、いつものように朝ご飯をたべながら本を読む。
今朝は川本三郎の『私の東京町歩き』(写真:武田花)ちくま文庫。
田舎者の小生、都会といえば京都くらいで、東京や名古屋は仕事で訪れる以外
あまり縁がありませんでした。
大阪ときたらさらに縁が無く。親近感もわかない。
じっさい地形の変化に富む東京は、町歩きするには大阪よりもずっと魅力的ですね。

『東京人』に連載され1990年に単行本として出版。と1999年文庫に入っています。
すでに30年あまり経っているわけで、その間のできごとを考えると
歩かれた町がどうなっているのが、気になるところ。
世の中が落ち着いたら、一週間くらい滞在して、これをもってたずねてみたい。
「あとがき」がいいかんじ。






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