2022/12/10

最近の古本買いは高い本は求めず、できるだけくたくたな本を見つけるのが楽しい。
くたくたな本というと聞こえが悪いが、要するに「貫禄本」だな。
「貫禄」といってもドシッっと構えたかんじでなく、ヤレがいいあんばいに入った本。
戦前から昭和30年代くらいまでの文庫本がターゲットだ。
中身はもちろん旧字・旧かな。ヨゴレ、ヤブレは気にしない。署名や多少の線引き、
書き込みもかえってのぞましい。古書店のラベルなんかが貼ってあったり、新聞の切り抜きとかがはいっていたらさららによい。
持って帰ってしばらく読んでいたら。背が割れてしまうとか、折が外れてしまうとこもあるけど気にしない。少々の痛みは木工用ボンドを薄めて治してしまう。
ただこういうのは高い値付けをする店もあり、関心が低そうな店で均一台などで安く買うのが肝要だ。

*これはまだきれいな方かな


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