猛暑の午後は家に閉じこもって、黙黙とある作業。
数字が苦手な小生 にとっては最も苦痛なこと。
さすがに嫌になって、計算器を放り出し、手に取ったのは、江戸前期の特異な禅者、鈴木正三の『驢蔵橋』です。
閑潰しに読めるようなものではありませんが、岩波文庫とは別に現代語訳
(藤吉慈海『日本の禅語録 十四 正三』講談社 昭和52年)を、昨年の百万遍古本市で
数字が苦手な小生 にとっては最も苦痛なこと。
さすがに嫌になって、計算器を放り出し、手に取ったのは、江戸前期の特異な禅者、鈴木正三の『驢蔵橋』です。
閑潰しに読めるようなものではありませんが、岩波文庫とは別に現代語訳
(藤吉慈海『日本の禅語録 十四 正三』講談社 昭和52年)を、昨年の百万遍古本市で
入手しておいたのでありがたく読めます。
ところで岩波文庫では鈴木大拙の校訂となっていますが、『語録』の月報に上記シリーズ監修者の古田紹欣が、対談のなかで実際は自分の校訂であることを話しています。作家はもちろん学者の本もこういうことは少なくなかったようですね。たしか同じ岩波文庫の『正法眼蔵随聞記』も和辻哲郎の校訂となっていますが実際は中村元。これは同書の解説のなかで書いています。まぁ監修ということなんですね。
いずれにしても然るべき人ということはまちがいがありません。
以前にも書きましたが、鈴木正三の『因果物語』はもっぱら文学史の研究対象ですが
なかなか面白い資料だと思っています。
*日没には時間がありましたが、自転車で走ってみました。
カメラはD300に古いZoomニッコール28-50付です、もちろんMF。
やはりオールドな写りですね
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