2024/06/10

みつぎもの

夜中に雨。あけていた部屋の小窓を慌てて閉めました。
明け方には上がり、湿気の多い暑い一日が始まりました。
六時台に自転車でくるりと一回り。
口に木の枝をくわえたカラスが飛んでいきます。行く先はと見ると電柱の上。
金具の一方にはもう一羽のカラスがとまっております。
くだんのカラスは枝をふりふりしながらしきりにないておりますが一方は知らん顔。
どうやら枝は求愛のための(巣を作ってあげますよとの)貢ぎ物だったよう。
しばらく他所へまわって戻ってくると、2羽は離ればなれ、雄と覚しきカラスの足には枝はありません。なんでもなかったようなふりをしていますが、なんとなく動揺はかくせませんな。どうやら求愛は失敗に終わったようです。
「あんた、棒切れやったらあかんのんとちゃいますか? やっぱり光もんとかうまいもんとかやないとネ」なんて思わず声を掛けてみたくなりました。
贈答というのは人間だけの文化ではないのですな、いや動物にあって人間にもあるといったほうがよいのかもしれません。


*まだ開花しきっていませんが、ギボウシの一種でしょうか















*じっとしていると藪蚊が襲ってくる小径
















*今朝はオールドデジカメ(Nikon D100)をもちオールドミキストで回遊しました


0 件のコメント:

コメントを投稿