2025/03/14

向日町散歩

天気が良いので電車に乗って向日町(むこうまち)まで行った。
もともと向日町は江戸時代西国街道上にできた在町、それが中心となって近代の「向日町」になりその後の合併を経て「向日市」(むこうし)の中心となった。市名は普通考えると「向日町市」となると思うのだがそのあたりはいろんな事情があったのだろう。
この向日市のお隣に長岡京市がある。長岡京は平安京の一つ前の都、平城京のあと10年ほど都だったが肝心の宮は向日市に属する。ちょっと僭越な感じの命名だが、文句が出なかったのだろうか?

まずは市の資料館へ。大きくはないが、長岡京(宮)の紹介にほとんど特化した展示。
出来てずいぶんになるのでパネルやコルトンはかなり色あせてきているが、展示はスッキリ、施設の管理も行き届いている。図書館との併用建物で寿岳文章関連の資料の企画展などでも知られる。
向日町というと競輪場のイメージはあるが、京都近郊の落ち着いた町のイメージも重なる。
そのあとはスマホのマップを見ながら、向日神社→大極殿内裏跡→旧上田家住宅などを見物。上田家のある地名は鶏冠井(かいで)は相当な難読地名だが向日町にはほかに物集女(もずめ)なんでのもある。桜は来週後半からという感じだった。

阪急西向日駅近傍のスーパーで小さな弁当を買ってホームのベンチで昼食。準急に乗り大宮で下車。あとは例によってノンビリ西本願寺まで猪熊通を下り、さらに京都駅まで歩いた。都合歩数は17,000歩になった。
以下、写真にて報告。

*JR向日町駅前 近々橋上駅にバトンタッチするようだ。変なキャラクターは「からッキー」










*1991年の駅前










*たしかに変わってはいるが……





























*西国街道上の江戸の民家










*旧向日町の郷社向日神社。この参道というか馬場の勾配は結構きつい










*神社のある高台から山崎方面をみる。淀川の川港が重要だった。古代人も眺めたはず










*長岡宮大極殿跡








































*旧上田家住宅 明治の農家を整備 →http://kento-sanpo.com/p124
 ボランティアガイド?の女性と話がはずみました



















*内裏跡近くから阪急電車を撮り鉄 さすが阪急この色艶 桜が咲いたらいい場所











*桜並木のある落ちついた住宅街にて




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