先々週から本山版で読み始めた正法眼蔵。
いまは「渓声山色」まで行きました。
今回は訳解本は見ずに原本だけ。一行ごとに辞書を引き引き、行きつ戻りつ。
いまは「渓声山色」まで行きました。
今回は訳解本は見ずに原本だけ。一行ごとに辞書を引き引き、行きつ戻りつ。
余計なことを考えるととたんに文意は霧散してしまいます。
写真は最初に置かれた「弁道話」。まだわかりやすい方です。
近頃は別篇として最後の方に配置されることが多いようです。
ご覧の通り漢文ではなく和文です。
同じ日本語ですので字面を読むことはできますが
理解できるかというと、まったく別のはなしです。
一行目だけでも「諸仏如来」「妙法」「単伝」「阿耨菩提」「證」「無為」あたりはぜんぶ
辞書で引かないとあきません。そのあともそんなんが目白押しです。
寛喜辛卯といいますから鎌倉時代、西暦でいうと1231年の作。
800年近くを経て、なお読まれ続けるとはすごいですね。
わたしには猫に小判ですが。光っていることぐらいはわかるかな。
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