道元禅師の『正法眼蔵』のうち「洗面」篇に目を通していたら
天竺(インド)震旦(中国)には国王から庶民にわたってみな洗面の風があり
道具も作法も決まっているが、嚼楊枝(噛んで使う昔の歯ブラシのようなもの)は使わないし口を漱がないので、宋国での修業時代に口臭のがひどいのに辟易したこと。これに対して日本はこれまた天子から庶民まで嚼楊枝を使い口も漱ぐ習慣があるが、顔を洗わない。「一得一失なり」と記し、これからは両方やるべきだと言っています。寛元元年(1243)永平寺での示衆とあるので鎌倉時代のことです。
道具も作法も決まっているが、嚼楊枝(噛んで使う昔の歯ブラシのようなもの)は使わないし口を漱がないので、宋国での修業時代に口臭のがひどいのに辟易したこと。これに対して日本はこれまた天子から庶民まで嚼楊枝を使い口も漱ぐ習慣があるが、顔を洗わない。「一得一失なり」と記し、これからは両方やるべきだと言っています。寛元元年(1243)永平寺での示衆とあるので鎌倉時代のことです。
顔を洗わなかった日本人か、勉強になりますね。
ちなみにこういうサイトがありました
*関空特急はるか 草津から京都へ向かいます
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