日中弱い気圧の谷が通過して時雨れた。
今日はクルマを半年点検。8年近く乗ってまだ4万キロに届かない。
若いときのように遠出をしなくなったのが原因。
特に問題なく「機関快調」とのこと。
その間に膳所の茶臼山古墳を散歩。
滋賀県内第三位の規模を誇る前方後円墳で国史跡だが埋葬施設は未調査 。
古墳のじっさいの造営時期とは合わないが、ここには壬申の乱で敗れた大友皇子一族を葬るとの伝説がある。「葬り塚」だ。
一月に来た時は、墳丘上を比叡おろしが吹きつけ、ごうごうと木々を揺らして、ちょっと恐ろしかった。
古墳に接して芭蕉会館もある。桜から新緑にかけての時期がお薦め。
湖畔にあった膳所城の古材を使った櫓様の建物は、東海道線を走る列車のなかからも見え、
子供の頃はあんな所にお城があるのかと眺めたものだが、それも今は木々やマンションに遮られた。大津から膳所、石山のあたりは芭蕉が愛した土地で、それを記念した建物らしい。
さらに、その下に降りると、公園の中に仰々しい石碑が建つ。杉浦重剛生誕の地の顕彰碑だ。しかしその名を聞いて、知る人はほとんどいまい。住居のあった膳所城下町の一角には「杉浦町」の町名もあるが。
気温は15℃まで上昇して、途中でダウンジャケットを脱いでしまった。
*琵琶湖を眺望が素晴らしい 古墳は奥の森のなか
*名残の紅葉
*落葉する木と春まで葉が残る木
*みなさんの散歩道




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