先週までと打って変わって、このところの暑さと湿気には閉口しています。
昨日は予習のため入洛、つづいて大津で年金関係の相談に行ってきましたが
エアコンをかけていても日中クルマで外出するのは躊躇われます。
昨日は予習のため入洛、つづいて大津で年金関係の相談に行ってきましたが
エアコンをかけていても日中クルマで外出するのは躊躇われます。
身体が順応するまでしばらくかかりそうです。
学校からの帰り、百万遍の古書店に立ち寄って、湖東八日市(現東近江市)を拠点とした郷土文芸誌(のちには地方史研究誌)として知られる『蒲生野』の創刊号(昭和43年11月)を購入。店主曰く「えらい珍しいもんみつけはったな」と。最近まで続いていたが、どうもこのあとは出そうにないという話を先日地元の知人から聴き、創刊号もっているかと尋ねたら、ないというので進呈することにしました。
同誌は当時の万葉ブームも背景として、名高い額田王と大海人皇子の相聞歌の歌碑建立ということを契機として、地域おこしの意図をもって始められたもののようですが(なので本誌の発行元はまだ「蒲生野顕彰会」となっています、今は八日市郷土文化研究会)、万葉学者の松田好夫、当時京大助教授だった上田正昭なども寄稿しているほか、表紙は洋画家の野口謙三に師事した地元の藤川与曾吉。写真も質が高く、印刷は京都の白川書院出版部となっているように、なかなか意気高く、田舎の文化誌としては結構周到に準備されています。ちなみに奥付をみると編輯人は高校時代の恩師で驚きました。
表紙にペンで「読売新聞社」とあるのは、発刊時に地元通信局か大津の支局の記者に説明資料として渡したものが流れたということでしょう。
*紙のものは残ります
*畔ぎわに咲くヤブカンゾウ
0 件のコメント:
コメントを投稿