昨日の散歩の途中、いくつかの小学校の近くを通りましたがいつもと気配が違います。
母校の運動場にも、保護者の車がズラリとならんでいましたが
子どもの声もせず、妙に静かだなと感じたのですが、後から考えると卒業式というわけです。
小生の子供の頃は卒業式は梅の花、入学式は桜と決まっていたものですが
今は早咲きの桜が植えてあり、ピンクの花びらが風に舞っておりました。
年年の暖冬で開花はどんどん早くなっています。来週後半にはソメイヨシノも咲き始めるのではないでしょうか。
母校の運動場にも、保護者の車がズラリとならんでいましたが
子どもの声もせず、妙に静かだなと感じたのですが、後から考えると卒業式というわけです。
小生の子供の頃は卒業式は梅の花、入学式は桜と決まっていたものですが
今は早咲きの桜が植えてあり、ピンクの花びらが風に舞っておりました。
年年の暖冬で開花はどんどん早くなっています。来週後半にはソメイヨシノも咲き始めるのではないでしょうか。
桜というと頭に浮かぶのは芭蕉の二つの句。
命ふたつのなかに生きたる桜かな
さまざまのこと思ひ出す桜かな
でしょうか。命二つの句は名作の誉れ高いものですが、
近江路を下り水口でよんだ句なので、滋賀県人の小生はとくに好きですね。
- 漢詩の 年年歳歳 花相似たり 歳歳年年 人同じからず と
西行の 年たけてまた越ゆべしと思ひきや命なりけり佐夜の中山 を
ふまえたもの。直接的には二人の再会なんですが、その背景の広がりと深さを感じます。
さまざまの句は、これまた有名で、今の時期よく引用されます。これを口ずさむ人の胸にそれぞれに去来するものがあるからでしょう。
それと上の二句にも死のイメージがまとわりつきます。
だいたい桜というのがそういうものですからね。
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