2024/12/31

おおつもごり

早いものでもう大晦日になりました。
朝は冷え込みましたが、昼前は日なただとウトウトするような好天です。

母の介護にかかっていた7年間は、もちろんしんどかったですが
気が張っていて使命感や充足感がありました。
今年はそれから離れて、ちょっととまどう一年でした。
身体も迷いだしたのか膵炎が思い出したように再発し現在も食事制限中。
夏の暑さはつらかったですね。

いよいよ「高齢者」の仲間に入れていただき、発心して?坐禅の真似事。
本来の専門分野に関心が戻って、ボランティアながら一仕事。
研究会での発表も果たしました。
運動らしいものはしていませんが、毎日自転車ではしりまわっています。
知力体力ともに下り坂ですが、一方で加齢も悪いことばかりではないと感じることも増えました。人間うまくできていますね。

皆様どうぞおだやかな新年をお迎えください




2024/12/29

スマホがあるのに

大掃除をしなくなって久しいが、なにか一つはきちんとしておきたい
そう思って今朝は玄関の戸まわりを掃除。掃除機でざっと吸ってから
古歯ブラシで埃を搔きだし、もう一度掃除機でさらってからぞうきんで拭く。
最初は凍える寒さだったけど、さいごはフーフー。

年金生活者には新品カメラはもはや手の届かない世界。
その影響を受けてか近頃は中古カメラもじりじりと値上がり。
ままよと忘れ去られた古~い機種が再登板。
AF微調整機能を搭載したペンタックスのK20D(2008年発売)。
売ってもお金になりませんが、買ったらタダにはなりません。

柔らか(甘い?)めの描写が老眼にはむしろ好ましい
仕事でながく使ったK10Dど同じ筐体なので迷うこともありません。、
センサーやAFは改善されているよう(たぶん)。
ショルダーバッグにポンと放り込んで里廻り。
















*こがらしは野菜のともだち


2024/12/27

つれづれなるままに

朝から年末の買い忘れを買いにスーパーまで
どの品も歳末価格でお高い。最小限に絞って、最後にお米。
これでなんとか年が越せそう。

一旦荷物を持ち帰ってから、自転車に乗って里廻り。
よく冷えるし風も冷たいのに、わざわざ湖畔へ行ってしまう。
唐橋近くのベンチに座って小休憩。
こんなときコーヒーが飲めればなぁと思う。

ホームセンターに立ちよると正月飾り積み上がっている。
明らかに着色してあり、稲わらに似せてあるけど節がない。
材料表示をみてみると「水草」とある。水草……?。
どうやら南のどこかの国で作っているようです。

結局3時間弱うろついて、最後に入ったリサイクルショップのジャンク箱のなかから
マンフロットの卓上三脚を見つける。なんとまぁ250円。
山に行ったとき使えそう……まぁ無駄遣いに近いけど。
今年の買い納めでした。


*近江国庁跡 子どもの頃よく遊びに来て布目瓦を拾いました















*鈴なりのネズミモチの実 冬の豊かさを感じます















*瀬田唐橋近くで なかなか値打ちのある寒さです

2024/12/26

スマホを持った紅衛兵

今日は年内最終のボランティアよく働きました。
PCを持ち帰り、正月中に目録の手入れをすることにしました。

今年も一年を回顧する時期になってきました。
世の中のことで一番印象的だったのは、例の兵庫知事選でしょうか
SNS選挙とか、オールドメディアなんてことばも生まれました。
よその県のことなのでお好きなようになさればよいと思いますが
古い人間なので、あれを見ているとまるで文革か紛争世代の裏返しのよう
スマホをもった紅衛兵とはそういう意味。
「若い奴らはちょろいもん」とほくそ笑んでいるお方様が
きっといるんだろうなと感じます。

*帰り道の空 さすがに年の瀬の感がでてきました



2024/12/25

上司小剣

朝は0度近くに下がりましたが、それから良く晴れて暖かくなりました。
また河口へ行ってきました。 
お昼はきのうの水炊きののこりに冷凍うどんを放り込んでうどんすきに
白菜とネギがとろりと溶けて美味。冬の楽しみです。

難しい本を読む気がしないときは、先日買った上司小剣の『生々抄』の頁をめくる。
小剣というといまでは紙の本だと岩波文庫の『鱧の皮』くらいしか読むテがないけれど
青空文庫にいくつかあがっている。
小生は好みの作家だ。
小剣の出自によるのだが、寺社や神職・住職を題材に書いた作品が多い。
これがじつに面白く描けてあるのだ。

*数十羽の水鳥が飛び立って波ができました










*メタセコイアの球果かな










*漬物用だな











*状態はまあまあ 昭和21年第3版



2024/12/24

昨夜は遅かったので、今朝は8時前に起床。
今年最後の墓掃除に出かけた。

































勝ったり負けたり

ゼミの忘年会。食べ負け呑み負けするので宴会は好きではない。最後だと言い聞かせて出席。じっさい食べるものが無く、食べたのは焼きおにぎりと焼き銀杏とノンアルコールビールのみ、いわゆる儀禮ですからまぁしょうがないです。でも出町枡形商店街の上海ラヂヲで欲しかった本二冊をそれぞれ100円で入手。少し線引きありましたが、ちょうどよそから運び入れて値札をつけるところに立ち会って幸運。ふつうならその20倍の売値ですから。残り福ということにしておきましょう。


*年の瀬なれど商店街の人出はふだんとそう変わりません。福引き一等は電アシ自転車1本





2024/12/22

甘いのとからいの

冷えます。
来年の手帳を買いました。
ながく吉川弘文館の歴史手帳をつかっていましたが
ずいぶん値上がりしたので、ちくまの文庫手帳にのりかえました。

コーヒーが飲めなくなったので、番茶を愛飲。
そうなるとお菓子は、甘いのは餡系、からいのはおかきということになりました。
おかきは素焼きのがいいですね。お米の味がしっかりわかるもの。
若い時は関東の草加煎餅がすきでしたが
だんだん味付けのうすいのがよくなりました。
餡系は最中と羊羹でしょうね。小豆のよさかわかるのがよいですな。




2024/12/21

そそるスーパー

午前中ちかくに開店した道の駅のようなスーパーへ買い出し。
二度目ですが、もの珍しさも手伝ってか、結構な賑わいでした。
肉屋と魚屋がメインですが、野菜が豊富でとくに里芋が充実。
セレベス、赤芋、土垂、えび芋、いろんな品種がでていて
里芋好きにはありがたいです。
ほかに京都の地ソースである「ツバメソース」などふつうのスーパーでは
見かけないような商品もあり、そそるものがあります。

*ツバメソース↓ 東寺のちかくで「都・東寺の味」?を守ってはるようです
         特急つばめ号にちなむ命名。鉄分の多い方におススメですな


*このまま新年を迎えそうです










*つばめ号はひっぱっていませんが……現役。昼食後にパチリ



2024/12/20

聴講生ひとまず「卒業」

路面凍結が心配でしたか、なんとかなりそうと踏んでクルマで入京。
さすがに逢坂山と日ノ岡の峠には凍結防止剤がまいてありました。
日中は気温も上がったので、大学まわりを散歩。
古書店で上司小剣の『生々抄』を入手。上司は好きな作家の一人です。

さて、夕刻5限目はいよいよ最後の演習。
小生は一番最後に発表して、これで六年間の中国学の学びを終えました。
進歩はあまりありませんでしたが、実に楽しかった。感謝です。
授業が終わってから同じく聴講生の方と時計台前のグリルでささやかに茶話会。

母の介護中でも漢文を読まない日は無かったのはちょっと自分をほめてやりたい気分。
しかし準備に3日をかけるのは、残り時間を考えると……。
といって、なにもしないと小人閑居してなんとやら
いや、もう「ぼけないため」には、ぼーっとしてばかりはいられません。
これまでの学びを活かせる方面で、ちょっと河岸をかえ、
勉強を続けたいと考えています。

















































2024/12/19

午後、みぞれが降りました。
比叡山も半ばより以上はうっすらと雪化粧となりました。
路面が濡れたので、明日は早朝の凍結が心配です。

終日ボランティア。早く着いたのでパチリをしながら散歩。
人様には冬寒くて苦手とはいっていますが、じつは案外好きかも。
ま、午前中だけね。




























2024/12/18

好天。昨日より寒さは和らぐ。
自転車にまたがって3時間ほど走る。
まったく無計画に二つ向こうの市まで行ってUターン。
大気の引き締まってくる感じ、師走らしい。

うどんで身体を温めて食後に聴いた冨田勲によるドビッシーの「月の光」
例のシンセサイザーの調べが左から右から迫ってくる。
うーんこれは施設の閉館時のBGMによさそうだ。


でも冨田勲というとやっぱり新日本紀行のテーマかな?

後半長崎くんちの傘鉾の舞いは秀逸
長崎また行きたいなぁ














2024/12/17

好天。
朝から墓掃除。年内もう一回かな。
そのあと漢文予習。最後の演習ですが、なかなか難しい課題です。
顧炎武の論の立て方をよく考えないと、何を言っているのかわからなくなります。 

午後まだ日ざしのあるうちに自転車に乗って買い物。
正月用の商品が並び始めました。店員はみなサンタ衣裳ですが……。


*こういう木の肌を見るのが好きです PENTAX K-20Dにて






























*こんなのも撮ってみた


2024/12/16

好天ですが、寒い。これで平年並みとか。
昼前からクルマの点検で膳所へ。

早く着いたので茶臼山古墳を散歩してきました。
墳長124メートルの前方後円墳。滋賀県では第三位の規模ですが
四世紀末から五世紀初頭といいますから古い。
当時ここからの眺望は素晴らしかったでしょうね。
もちろん琵琶湖からもよく見えたはずです。

18歳の夏休み、アルバイトではじめて掘ったのは湖北の小さな円墳でした。
六世紀末ごろの須恵器の小さな壺一つと鉄刀が一本でてくれました。
こことは比較にならない小さな古墳でしたが、うれしかったですね。



*後円部から撥形に延びる前方部をみる。なかなか大きい。
 3段築成でしょうかしっかり残っています。
















*古墳は雑木でうっそうとしていますが、外に出るとこんな景色が
















*冬の空です















*散り敷いた落葉が心地よい 南斜面は暖かいです















*じつは紅葉がまだ楽しめたりします


2024/12/14

12月坐禪會

よく冷えました。おまけにポツリポツリと冷たい雨。
朝のうち最後の漢文予習を始め、お昼前に電車に乗って彦根へ。

本年最後の坐禅会は接心ということで、ふだんの倍の四炷(ちゅう)坐ります。
線香1本燃え尽きるのが一炷なのでニ時間弱というところでしょうか。
法堂の一角は暗幕で囲われてはいますが厳しい寒さ。
強い北風が戸障子をガタガタ揺らし、途中からは雨音もしてきました。
さすがに三炷にはいるとぼーっとしてアタマと身体と主客が逆転。
もう雑念を浮かべる気力も失せてしまいます。

一炷目はアタマがざわついて、まったくの予行演習。
二炷目でちょっと落ち着いてくるというところ。
三炷坐るのがちょうどいい感じ。
四炷目は……。
あたりまえとはいえアタマと身体の密接な関係を思い知らされます。

坐禅を終えて仏前で参加者もまじえて般若心経を読誦。
茶話会ではお寺から「ミルク粥」をいただく。
荒行をしていた釈尊が山から降りてきて村娘のスジャーターから
乳粥をもらう故事によるとか、クルミとベリーの実が添えてあって美味しい。
これから1月2月とどんなことになるのか楽しみです。

*毎度のイメージです










2024/12/13

早朝から入京。午前中に授業の準備。
午後はちょっと構内散歩ですが、ぎゅっと冷えてきました。
日知録は論語が終わって孟子に入りました。

いよいよ来週で今季の演習はおしまい。
それがここでの最終授業になります。
六年間の演習は『國朝文録』『困學紀聞』そして『日知録』に取り組みました。

七度生まれ変わっても入れない(たぶん)学校で
聴講生ですが、学生・院生の皆さんと一緒に学び、発表も平等にあつかっていただき、
また、図書館の利用をはじめ多くの便宜にあづかり、一生の思い出になりました。
それもあとうちょっと、有終の美を飾りましょう。



*北部構内にて






























*5限目終了
















*夜の百万遍




2024/12/12

朝のうち湖西の空は雪雲がみえましたが
日中天気は回復。ボランティアからの帰り道は
ダウンジャケットの前を開けて気持ちよいという感じになりました。
でもこれから暮れ、さらに正月と厳しい寒気に包まれるよう。
寒さに早く慣れないといけません。
資料目録づくりも一段落。2年かかりました。
もちろん毎日ではありませんが、100日くらい奉仕した勘定。
落ち穂拾いをして正月休みに語句の統一をしたらひとまず完成です。
我ながらよく頑張りました。
明日は漢文で学校ヘ。授業はいよいよあと2回になりました。

*ちょっと早く仕事をあがって夕日を楽しみました













2024/12/11

好天ですが、よく冷えています。
先週から読んでいた「六祖壇経」を読み終わりました。
もちろん訳注にたよります。
有名な禅の語録でとても「判る」というものではありませんが、
読みものとしても面白いです。

日ざしのあるうちに、重たい古カメラを提げて里廻りです。



*クロガネモチ 冬にはこの赤い実が眼にうれしいです

*柿の実はずいぶんなくなりました カラスが食べ時を知っていたようです















*風が強いので人影もありません















*冬のひかり


2024/12/10

比良山冠雪


今朝は比良山に雪が積もりました。
湖の近くに行ってからと思って、自転車を走らせましたが
あいにくついた頃には雲がかかり、全容は見えず残念でした。
湖北の山も冠雪。初冠雪は11月19日だったようですが
ここまで白くなったのは初めてではないかと思います。 

大津まで走ります。
逢坂の関近くでカメラを構えていたら。撮り鉄のシニアの方。聴くと東京から遠征。
昨日は琵琶湖を入れた湖西線や石坂線風景を求めて彷徨されたとか。
なかなかむつかしかったようです。膳所付近の穴場をアドバイス。
小生はニコ1をショルダーにいれてノンビリポタを楽しみました。

*8合目以上が白くなりましたが、あいにくすぐに雲に蔽われて……
















*いつもの膳所城跡公園で 今年の紅葉は長いです















*市街地ですが漁師もいる。小糸網の手入れです。

*逢坂の妙光寺踏切にて 関寺跡長安寺のイチョウの黄葉がすごい















*いつものというかあいかわらずの三井寺駅近傍 「光る君へ」ラッピングも見納めかな















*いないいないばぁ 湖畔のホテルにとまったお友達同士かな ちなみに日本人