2025/06/01

宇井辞典を入手

早くも六月。
先週末からばたばたとして、落ち着きませんでした。
今日は所用で入洛。夏日の予報でしたが涼しい風があり
鴨川を望む木陰のベンチに座っていると肌寒いほどでした。
自宅の紫陽花の花が開き始めました。そろそろ梅雨入りでしょうか?

今年から仏教系の授業を取っているので、机のまわりにそういう本が積み上がってきました。まずはなんといっても工具書つまり辞書です。すでに中型のものとしては中村元の『仏教語大辭典』(東京書籍)、コンパクトな辭典としては岩波のものも持っていますが、さらに先日古本屋で戦前から出ている宇井伯寿監修『コンサイス佛教辭典』(大東出版社)を入手。函なし煙草臭とカバーに黴、若干の汚れがありましたが1コインなので納得です。
ふつうなら1,000円を切ることはありません。


早速アルコールでフキフキしました。
これで革装・天金というのはないかしら。

これは旧字旧仮名、情報は基本戦前のもの、もちろん地名標記も昭和の大合併以前。
旧國旧郡がわかってかえってよい。
たしかに古いといえば古いものの収載語がべらぼうに多く。寺や僧侶といった固有名詞もかなり取り上げています。岩波の仏教辭典が出るまではかなり売れていた名著とか
京都の行き帰り電車の中で読んでいましたが、読む辞書としてもなかなか使えます。


*クラシカルな背文字です



















鴨川のほとりで







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