2025/06/12

寝不足は続きます。
今日はボランティア、梅雨の晴れ間にお藏にもぐって黙黙作業。
数日前から梅棹忠夫の『行為と妄想』中公文庫 2002 を読む。
日経のわたしの履歴書を改訂増補したもの。
梅棹の先祖は近江湖北の菅浦の出、のち京都に出て大工となり
さらに商人となって千本通りの西陣でそれなりの成功を収める。
梅棹はその長男。京都の近江屋の一味だな。

生の梅棹と対面したのは一度だけ、民博の梅棹研究室で話をうかがう。
すでに視力を失っていたが、まわりは見えているのと違うか?  と疑うほどだった。
ネット上のレビューに、満洲や蒙古、朝鮮での探検や研究を縷々記しているのを取り上げて
戦争責任が感じられないというのがあった。
こういうことをいう人もいるのだなと、ある意味感心する。


*ホタルが出る時期に咲くからホタルブクロ








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