午前中まとまった雨。夕刻もまた降る。もういつから降っていなかったか?
一月ぶりくらいではないか。
雨のおかげか暑さは抑えられている。
なるほど今日は立秋。しかし油断はできません。
雨のおかげか暑さは抑えられている。
なるほど今日は立秋。しかし油断はできません。
引き続き小沢信男。『若きマチュウの悩み』(1973・創樹社)所収の「日本渡航記」(初出は1954)を読む。なかなか面白い
これは全くのフィクションではない。オランダ使節にしたがって日本にやってきたスウエーデン人(表向きはオランダ人)ウーロフ・エーリックソン・ヴィルマンによる1648年から1653年にかけての日本への航海と滞在記『日本旅行記』によった創作だろう。欧州人による日本記録としてはキリシタン時代を除けば相当に早い。前年尾崎義訳で出たアテネ文庫版『日本旅行記』あたりを参照したのだろうか。もちろん歴史の話をするわけではない。
ネタ本が読みたくなった。ツンヴェルグ、ケンペル、ジーボルト……。外国人が見た日本。日本人は昔も今もこういうのが大好きだ。
*装釘は司修 カバーをはずした感じもいい
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