水曜日は勉強の日。朝から電車に揺られて京都へ。
12月も半ばに近づき外国人旅行者も少し減ったように感じる。それでも多い。
じっさい京都駅から彼らがいなくなったらガラガラではないか?
冬の京都に観光客を呼ぼうと昔はいろいろとキャンペーンがあったが
日本人観光客はむしろかなり減っているのではと思う。
二限目の授業が終わると、パンを齧ってから一炷 の坐禅に参加。
それから丸太町通を西に向かい、今日は双ヶ丘に登ってきた。じっとしてません。
昨日衣笠から眺めた御室仁和寺の塔を今度は花園から眺めようという魂胆だ。
学生時代大学の近くにあったのに登ったことはなかったのである。
双ヶ丘は妙心寺の西方、仁和寺の南にある独立丘。
山というか丘というか、その名のとおり三つの峰が並んでいる姿が面白い。
書道で使ういわゆる「山型文鎮」を連想する形状だ。
同じような独立丘で、やはり平安京の歴史とも関わり深い
双ヶ丘、船岡山、そして吉田山をもって「平安京三山」とする意見もあるようだ。
南北に峰は並んでいるが、今回は南から、三→二→一と縦走。
南半分は十年ほど前の台風で倒木が相当にあったらしく、修復につとめているようだが
傷跡はまだあちこちに。北半分は被害が少なかったとみえ、里山散歩にちょうどよい。
地元の方だろうか途中で何人もすれ違った。
八合目あたりから一緒になった男性。70代後半と思うが足取りが軽い。
「健脚ですね」と声を掛けてみると登山が趣味とか。
ここは足がなまらないよう日々の運動場だとか。道理でと納得。
眺望は二の丘と一の丘のみ。一の峰からは期待していたとおり、仁和寺が丸見えだ。
あの仁王門の目の前にホテルが建つとかで話題になっている。
下のように撮ることはもうできないかもしれない。
もういいかげんにしたらと思うが、
銭もうけのネタは尽きないということか。
*グーグルアースから拝借 風情のあった所と思うが、今は家で埋め尽くされている
*二の丘から 手前に妙心寺、中程は北野天満宮 奥に比叡山
*一の丘から 御室仁和寺 丸見えであります
*三角点のある一の峰は七世紀初頭の円墳だ
*山腹をぐるっと回って北側に降りた この径はいい 黄葉がまだ楽しめる
*妙心寺駅から帰宅 嵯峨野線はここから高架になる






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