今朝は老母はデイにいく直前になって寒い寒いといって震えだし、寝込んでしまいました。
冷え込んだこともあるのですが、食前に薬を投薬ゼリーで服用させたため
急におなかが冷えて、貧血状態になったのではないかと感じます。
急におなかが冷えて、貧血状態になったのではないかと感じます。
しかたなし。今日はお休みで、小生も自宅にいることにしました。
はたして24時間のうち起きているのは何時間になりますか。
ニ時間に満たないのではないでしょうか。
このところ眼窩もくぼみ、ほほもめっきりへこみました。
能面の老女の表情を陰気にさせたというとなんですが……。
このところ眼窩もくぼみ、ほほもめっきりへこみました。
能面の老女の表情を陰気にさせたというとなんですが……。
緩慢な速度ではありますが、ヒトとして自然な道行きをしていると思います。
ヒーターを押し入れから出してつけ、しばらくベッドサイドにおりましたら
いびきをかきながら寝てしまいました。
さて、レジュメづくりも一段落したので、このところ「寝る前に読む本」にしている
「世説新語」を読むことにしました。
南朝宋というのは彼の倭の五王の時代に中国南部に栄えた国で、まぁ古い時代なんですが
史書とまでは厳密ではない、逸話というところが多くの読者を引きつけてきたところです。
全訳としては平凡社の中国古典文学大系に収められていて、古書市でも拾えると思います。
小生の手にしているのは大正9年刊行の有朋堂版の漢文叢書の一冊。
新書版で青い表紙、天金です(天金なんてもはや路面の天ぷら屋の屋号かと思いますが)。
鼇頭に小さく訓点入りの原文、本文は訓み下しで簡単な注がついています。
これを毎晩2、3話読むとだいたい寝られるわけです。
状態は経年相当ですが、造りはまだしっかりしています。
私はこれくらいの古い本だと、傍線が入っていたり、頁の隅が折ってあったりして
もあまり気になりませんし、それが面白いと思うこともあります。
この本もあちこちに赤鉛筆で印がつけてありまして、それを見ていくと、なにかの話、
あるいは文章・蘊蓄のネタを探していたことがうかがえます。
そういう使われ方、楽しみ方をしてもいっこう差し支えのない、
むしろそれが「世説新語」の「正しい」読まれ方であるようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿