2022/01/23

藝も身のうち

今日は昨日と打って変わって冷え込みました。
ほぼ無風なのでまたましですが、屋内でも廊下など吐く息が白くなります。
外気温は3度ですが、もっと冷えている感じ。これでまた明日は寒が緩むとか……。
寒中ですからそういうものと身体に言い聞かせる他ありません。

自習教材の「顔氏家訓」、一日一丁ではやはり思ったより進まず、ようやく雜藝編へ。
王羲之・王献之の「ニ王」の書を始め、書画雜藝に秀でた人物が評されます。
「一芸に秀でる」とはいいますが、顔之推の見る所、藝は身を助けることもあるけれど、
なにごとも「ほどほど」に、目立ちすぎてはろくな事が無いということです。
この辺りは宮仕えの人らしい処世術。1500年ほど前の中国高級官僚のお話し。

本文に新たに人物が出て来ると、注でその人の伝が「漢書」とか「後漢書」などから引かれるのですが、それによると少なくとも半分以上がまともに死んでおりません。たいてい処刑されたり乱に巻き込まれて死んだりしてます。作者のつぶやきもいいかげんには読めないですね。

表題、こういう諺は無いようですが、「腹も身のうち」をもじって


*半時間ほどご近所散歩 暖まりますナ


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