2022/10/21

今朝はよく冷えた。吐く息が白い。
比良山も八合目より上の色が変わってきた。紅葉しているようだ。
部屋なかも10度前後、あわてて薄手のダウンベストを引っ張り出した。

もうすぐ百万遍古本市なのでそれまで待つかと考えたが
結局待てずに先週から数冊ネット経由で買った。
そのうちの一冊は冨山房版の漢文大系(服部宇之吉校訂)の礼記。
明治書院版の新釈漢文大系のはもっているが、鄭玄注はなし。
鄭玄注の訓読と訳もある全釈漢文大系(集英社版)のはとても高くて手が出ない。
冨山房版は頭注だけで解説も現代語訳もないけれど、
鄭玄注がありそれに訓点がついているのがありがたい。
それにこれは安かったのだ。天は金ではなくマーブル模様。大正二年の発行。
相当の手擦れとツカレ、書き込みありで値段相応。
でも古くても役立つ本はすばらしい。で、これは今も新本で出ているはず。
冨山房というといわゆる老舗出版社で私は百科文庫シリーズを楽しんだが、
いまは一般にはセンダックの絵本シリーズで知られるか。


午前中自転車でちょっとだけ里廻り。
茶の白い花が愛らしい。

*畑の主役は冬野菜にいれかわった




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