2022/11/24

昨日の雨はいったん止んで、深夜にまた強く降った。
今朝は晴れて、これからよい天気になるそうな。

ネットで本を買うことが増えたが、とくに量販店系の出品には
小口にサンダーをかけ、酷いと一回り小さくなっていることがあり閉口する。
岩波や新潮、古い角川など天のアンカットに風情のあるのが、台無しになっている。
これを業界用語で「小口研磨」というらしい。
「可」と「良い」との評価にも関わるのかも知れないが、余計なお世話である。
ブックオフはそういう本が多いが、実店舗ならまた確認ができる。
ただ、一律に研磨をかけるのはやめてほしいのだ。

しかし普通の店でも新本同様なら小口の汚れはできれば少なくしたいだろう。
気持ちはわかる。
先日ある古本屋に行ったら店主が、小口をコシコシとこすっている。
何を使っているのかとみると3Mのマーク。たぶんメラミンスポンジだと思う。

餌箱の本ばかりあさっているわが家は汚い本が多くなってきた。
コレクターではないので、きれいでも汚くても元の姿のままであればありがたい。
縁あって手にした本の命をそのまま頂いたらそれでいい。

*手前は古い角川、奧は岩波。研磨された本は無理矢理 尼にされたようで……




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