2023/12/29

年の瀬の散歩

明日あさっては天気も今ひとつのようなので、気晴らしに京都へ。
二年ぶりに乗った山陰線。見る所その8割は外国人観光客でした。
二条駅から歩き出し、まずは三条会のアーケード。
何軒か昭和の喫茶店がありますが、
二条城界隈のゲストハウスから出て来た客で結構な賑わいです。
でも小生はケチって堀川を渡ったところのコンビニで珈琲を買い。近くのバス停で一服。
そのかわり林のお香屋さんで線香と焼香を購入。そのために萬事節約でした。
さらに三条通を東進。ところどころに更地。
町家が無くなり、マンションになりそう。町の色が変わってきた。
文博はもうお休み、企画展は新年になってから見に来るつもり。
あれ?そういやイノダが見当たらない。後で調べたら改築のため休業?とのこと。
ほんとうにあの丸いカウンターが復活するかしら。時節柄疑ってしまう。

寺町から上がります。
ここも新京極からのぼってきたとおぼしき外国人が多い。
ゴロゴロ、ガラガラ……。
左右に店を構えた鳩居堂はちょっとすました感じになりすぎたような。
人気のスマート珈琲店は長蛇の列。常連さんには不評かも。
御池から丸太町の間のお店も変化してきている。
途中革堂にお参り。

丸太町で折り返して河原町を下って三条まで戻る。
そばぼうろのかわみち屋のあとはマンションになり、
一階に「御所東なんとか」というクリニックが入っている。
いかにもデベロッパーがつけそうな名前だけど、
じっさい角の小学校も「御所東小」に。なにかありがたみがあるのか。
京都には由緒のある校名があったでしょうに。どうされたのか。
そのかみラジオCMで親しんだ「丸太町のかわみち屋」だったはずだが、
本店は洛外の西ノ京へ移転。無常ですな。
田舎者にはわからないが、町中で暖簾を守るのはたいへんなんでしょう。
でもあの蕎麦ぼうろは好きですよ。
京阪書房のあとは更地のまま。

欄干が新調なって初めて三條大橋を渡り、薄暗い三条京阪の地下駅から帰宅。
29日ということもあるのか町中は静か。
商店街もかつてのような年の瀬の切迫感はなし。
洛中はほとんど行かないので、いろいろ変わったなぁと思う。


*三条会商店街にて











*寺町御池上ルにて











*竹屋町新烏丸東入 生存確認



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