2026/06/19

昨日は散髪の帰りに善行堂によった。店の中は外よりも蒸し暑く、古本の匂いが沈殿していた。善行堂もいよいよ古本屋らしくなってきた。例によって古本が長城をなしていて選びようがないので、上に置いてあった『ノアの50年 編集工房ノア50周年記念誌』ぽかん編集部・霜月文庫発行を買い求めた。昨年の50周年に合わせて出されていたのだが、気がつかなかった。ノアファン?の人々40余人の寄稿になる小冊子。帰宅後一気に読んだ。

ノアとの出会いはたしか40代半ばから、山田稔さんの『北園町九十三番地―天野忠さんのこと―』が最初。そこから山田・天野のお二人を中心にノアの本めぐりが始まった。自分の専門外の本を読むようになったのはそれ以来のこと、チェーホフやロジェ・グルニエにも手を伸ばした。なにより京都や関西在住の作家の作品に触れられるのがうれしく、寺町の三月書房に通い一冊また一冊と増やしていった。わたしも感謝である。







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