2025/08/31

夜明け前

4時過ぎに起床。
自転車に乗って対岸へ走り出した。
さすがに涼しい。
ジョギングを楽しむ方多いですね。
たしかにこの時期夜明け前でないと走るのは無理でしょう。
自転車も同じだな。昼間はもう苦行です。

東の空が白んで、やがてあかね色に染まります。
ここからはもうあっという間の変化。
雲が湧かず、平凡な朝焼けでしたが、
身体を動かせてよかった。
陽が昇る前に帰路につきました。























2025/08/30

つい見入ってしまう

「主任警部モース」はイギリスBBCのテレビドラマ
俳優やストーリーはもちろん興味深いんですが
好きなカメラや自転車のシーンが多いのも魅力

たとえば↓
検死のシーンですが、遺体を撮っているカメラはおそらくオリンパスのOM-2
ストラップ、シルバーのコンパクトボディ、特徴的なエレクトリックフラッシュが決めて。












次の↓これはわかりますよね。鑑識のカメラはペンタックス67の旧タイプ。しかもTTLメーター付。三脚はジッツオ。












あとパソコン、携帯電話など、ちょうどそういうのがでてきた1990年代の作品なので、新旧入り交じって面白い。ちなみにモースの愛車はJAGUAR MK2です。





2025/08/28

おのぼりさん

朝涼しかったので、思い立って入洛しました。
京阪電車石山駅から市役所前下車。整備されてから初めて庁舎内にはいりました。
格好のフリースペースがあり、しばし涼をとらせていただきました。
そのあと寺町界隈をニ時間ほどうろうろし、久しぶり(一年半ぶり)に喫茶店でコーヒーを飲んで帰宅。あいかわらずの酷暑でゆだりましたが、町の空気を吸って気晴らしになりました。

次回は市役所8階にあるという食堂にチャレンジしたいですね。眺望良好だそう。
ちなみに食べログによると破格に安いが「給食」とありました……。



*石坂線京阪石山駅から 子供の頃は踏切の奧に駅舎がありました。
 前にも書きましたが小生の一番古い記憶(62年前)がその場所。 













*うかつでした夏休みは終わっていました 8:15 乗り切れなかった若人たち














*膳所椿ヶ原踏切あたり ヌメ革製のカバンが気になります














*京津線四宮駅ホームから浜大津行き














*一保堂さん あいかわらず開店前から行列です














*押小路御幸町の玉の湯さん 水色のおかうじ(床屋)さんは廃業の様子














*レトロモダンな加納洋服店 右どなりの元紳士洋品店は町家風飲み屋に














*貝葉書院をひやかしてからニ條大橋へ 河原に降りるのは遠慮しときました



2025/08/26

旱天の慈雨?

昨日の夕方待望の雨。
湿気が80%近くあったのであるいはと思っていました。
一発雷鳴があってすぐ降り出したのには驚きましたね。
小一時間でしたが、街路樹も一息ついたのではないでしょうか。
京都も同時間すごい降りだったようで、ニュースにもなっていました。
それで涼しくなるかと期待しましたが……。

朝からマイナンバーカードの更新手続きのために支所へ。
8桁のパスワード、かろうじて覚えておりました。
そのあとそのまま自転車で買い物。


























*主任警部モース モースはオックスフォード大中退という設定です












2025/08/24

終日部屋に籠もって年譜の手入れ
。目一杯書いて、削り、少しだけコメントを入れる。
そのくりかえし。A42段組み8ページに収まるか。

夕方プライムビデオで「ポトフ 美食人と料理人」を楽しむ。
ワインも料理もフランス人はなんとも饒舌なことよ。


*夜明け前 久しぶりにコンビニコーヒー















*秋草の成長はダイナミック















*おお! 1号機








2025/08/22

酷暑日

終日ボランティア。
年譜は一通り完成。明日から見直し。
地方人士の生涯を通観するのは、なかなかできない体験。
今回は40年近く書き続けられた「日記」が役立った。
やはり名を残す人は心がけが違いますナ。

今日の外気温は38℃、風はあるもののそれはまさに熱風。
体感は40℃に達していたのではないでしょうか。なかなか強烈です。
街路樹の枯れ死がポツポツ出てきました。
明日は処暑。
そろそろ弱めの雨台風が来て欲しい。

*朝、上空は冷えているようで飛行機雲が幾筋も


2025/08/20

夜明け前に少し走る。
半袖半ズボンではちょっと涼しすぎるほど
東の空が明るくなると、気温はとたんに上がりだす。
六時には帰宅して庭の水やり。
今日はエアコンをかけて部屋の模様替え。
気合をいれないと何事も進まない。


*さぁ帰ろう


2025/08/19

朝ご近所からたくさんの採れたて無花果をいただく。
亡き母の好物。ただし小生は一個まで。

酷暑続くも、終日涼しいお藏のなかで年譜づくりに精を出す。
いよいよ末の2年。


*おおっ!! 降ってくるかな




2025/08/17

お盆の三日間で「どうする家康」48回を全部見終わる。
ちかごろの大河としてはましだと思う。
今日はやはりプライムビデオでイギリスTVドラマ「高慢と偏見」をみる。
原作はなかなか有名な古典。
さすがイギリス、セットやロケ地、衣裳も楽しめる。
イギリス中流の憧れがよくわかる。
両親のキャラクターがよい効果を与えている。みなさん芸達者である。

今日も35℃湿度75%。近所のフィリピン人青年に「お国より暑い?」と聞いてみると
「湿気がたまらん」という答え。できるだけ秋の気配を探しています。



*朝の稲田




























2025/08/15

精霊送り

敗戦の日がお盆の精霊送りの日と重なるのはまことに不思議なことです。
戦後80年。体験者が亡くなっていくに従い、にわかに好戦的な連中が湧いてきた。
小生は「右」も「左」も威勢のいいことをいう輩、扇動家、追従者は大嫌いです。
朝から盆の飾りの始末をしながら、戦争のただなかに生きた両親のことを思い出しています。








2025/08/14

午前中図書館で調べ物。
課題に取り組む若者の姿多数。
午後はプライムビデオで「どうする家康」。
やっと本能寺、神君伊賀越えまできた。
信長役の岡田准一、信玄役の阿部寛の快演よいですな。

夕刻元の仕事場からまたまた問い合わせのメール。
世間の義理もあるから相手するけど、その職場を離れてすでに20年。
しかも退職して10年ちかくたちますので、そろそろご自分の仕事にしてくださいな。



*ツクツクボウシが鳴き出しました











2025/08/13

精霊迎え

お盆になりました。
朝から墓参りしてオショライさんをお迎えし、
帰宅して仏壇にお膳を供えました。
 
うっとうしい空模様です。なんと湿度が80%を超えています。 
ちょうど下鴨古本市で、覗いてみたいのですが、なにせこの天候ですので、今年もパス。
正直この時期、アノ場所というのはちょっとつらくなってきました。
古本強者のみなさんはそんなことないでしょうけど……。
 
 

*もうお盆、時の経つのが早くなってきました 

 



















*降ったり止んだり。ときおり雷鳴

















2025/08/12

超・蒸し暑い

酷暑旱天の次は梅雨に逆戻りです。
今日は湿度80%、気温32℃。
この盆お寺のお坊さまはたいへんでしょう。 
小生は終日ボランティア。空調の効いたお藏での仕事は快適でした。

先日建築家で京大教授だった西山卯三の『大正の中学生―回想・大阪府立第十三中学校の日々―』(筑摩書房・1992)を入手、二日かけて読みました。あの丹下健三とはライバルでもあった西山には、はやくに『住み方の記』(筑摩書房・1965)があり、そこでは三高から京都帝大にかけての勉学と学生生活を中心に、達者な本人による挿絵入りで紹介した自伝的な作品があります(同書は小生若い時からの愛読書です)。本作はその前段階、旧制中学時代の記録。やはり挿絵入りで楽しませてくれます。ただ中学校が開校2年目の新設校だったことから旧制中学の典型とはいえず話題にやや欠けること、やはり晩年であること(1994没)からか筆力には衰えを感じさせますが、あいかわらずの記憶力、反骨とユーモアの精神には驚かされます。大阪出身ですが、のち京都の下鴨に居を定めた(小生よく前を通りました)。京都の左派系知識人として生涯をまっとうされています。
























2025/08/09

土曜の散歩

昨夜はびわ湖大花火でしたが、残念ながら直前から雨が振り出し冴えないことに。
あれだけ旱天が続いたのに、よりによってです。観客も主催者も困ったことでしょう。
昨年から主要なエリアは有料観覧となったので、なおさらです。
今日は隣町まで豆バス遠征と思い立ち、バス停まで行きましたが満員、乗車はあきらめました。「豆」バスは所詮マイクロバス。高齢者利用が多いので立つのは覚悟の上でしたが、やはり盆前とあって学生の帰省客もありました。仕方なし、日が悪かったです。
仕方なく自宅にとって返し、気を取り直してJRで行ってきました。
買い物を済ませ、まださほど暑くないので、ちょっと町中を歩き、再び電車で上ったり下ったり。昼下がりの撮り鉄などしておりました。


*初出場地元草津の綾羽高校ですがタイブレーク夜11時前に1回戦勝利でした





















*一足先に帰省する母娘かな?

















*昨日の雨で35℃には届かない ありがたい












*滋賀県内唯一の百貨店になりました














*ホームは手土産を下げた人が多いですね














*草津駅は県内では最も乗降客の多い駅














*草津線を狙う撮り鉄君 この線にもこの車両。味わいがないなぁ














*2駅飛ばして石山までやってきた

*JR線をまたぐ京阪電車石山坂本線 JRと上下同時に撮るのはむつかしい

















*レッドサンダーをパチリして今日は打ち止め

2025/08/07

立秋 ついに雨降る

午前中まとまった雨。夕刻もまた降る。もういつから降っていなかったか?
一月ぶりくらいではないか。
雨のおかげか暑さは抑えられている。
なるほど今日は立秋。しかし油断はできません。

引き続き小沢信男。『若きマチュウの悩み』(1973・創樹社)所収の「日本渡航記」(初出は1954)を読む。なかなか面白い
これは全くのフィクションではない。オランダ使節にしたがって日本にやってきたスウエーデン人(表向きはオランダ人)ウーロフ・エーリックソン・ヴィルマンによる1648年から1653年にかけての日本への航海と滞在記『日本旅行記』によった創作だろう。欧州人による日本記録としてはキリシタン時代を除けば相当に早い。前年尾崎義訳で出たアテネ文庫版『日本旅行記』あたりを参照したのだろうか。もちろん歴史の話をするわけではない。

ネタ本が読みたくなった。ツンヴェルグ、ケンペル、ジーボルト……。外国人が見た日本。日本人は昔も今もこういうのが大好きだ。

*装釘は司修 カバーをはずした感じもいい






2025/08/05

小沢信男な季節

お盆も近い。
この時節に読みたくなるのが、小沢信男(1927-2021)。
最後に読んだのは『東京骨灰紀行』 (2009)。
どうも亡者を引っ張り出すような作品が多いので、今の時期ぴったり。
江戸以来の大都市だから、さもありなん。死者たちの町でもある。
涼しくなったら行ってみたいのは、小石川界隈。
もう10年以上前、都電祖師谷で降りて霊園を横切り、護国寺から小石川植物園の塀をめぐり(新しくなってしまったが)、東洋大学まで散歩した。

ところで小沢の『東京の人に送る恋文』(1975)を読んでいたら日大芸術学部時代の文章修業で、島崎藤村の『夜明け前』を原稿用紙30枚に要約したことが見えている。岩波文庫4冊分。昔大晦日から正月三箇日ぶっ通しで読み切ったことがあるが要約となるとそれはたいへんだ。今流行のAI要約にテキストをかけてみたらどんなものだろう。もうだれかがやっていることと思うけど。


『あの人と歩く東京』(1993)筑摩書房




2025/08/04

読書月間

大学へ行かないのと暑いので外出が減り、お金を使わない。
代わりにネットで新古本をむさぼり買う衝動に突き動かされる。
一昨日買った平雅之先生の書き下ろし文庫『鎌倉仏教の中世』(法蔵館文庫・2025.5)を一気に読む。
カバーにこういう「私たちは鎌倉時代の仏教改革を過大評価しすぎてきた。顕密仏教は治承・寿永の内乱をほぼ無傷で乗り越え、中世社会を貫く文化体系へと発展した。顕密仏教に触れることなく、中世の文化・美術はもとより、国家・経済・法・政治について語ることはできない」と。その昔教科書で習ったいわゆる「鎌倉新仏教」観の否定です。
著者は小生よりは8歳上、ちょうど紛争が終わって大学入った世代だけど、唯物史観というかそのエピゴーネンによる言説が頭打ちになって、あらたな枠組みが登場し始めた時代の雰囲気は共有できる。第四章の「道元禅は輸入仏教か」 に惹かれて読み出しましたが、ご自身の研究の歩みをつづった終章 「顕密体制論と私」 は筆者の史料を読み込む潔癖さと、学問的矜恃に触れてとくに興味深いものでした。あのころゼミでたどたどしい議論していたことが、半世紀近くを経てついにここまできたのかという感慨は大きいですね。
そうなるとこの書がいうような古代中世を乗り越えた顕密祈祷仏教が、とうとう「葬式仏教」に負けて地域社会の民俗に還元されていったのが近世ということか。ただ言ってしまえばそうであっても、それを史料によって論証するというのは大変な労力です。
いずれにしても専門書ながら我々市民向けに講演口調で書き下ろされたということも、今の時代には意味も大きい。京都の法蔵館はこのところヒット作が多いです。



久しぶりに里廻りです



 




































*読み応えのある一冊


2025/08/03

ようやく床払い

軽く熱が出て、声がかすれ、結局3日ほど寝ておりました。
夏風邪? 冷房負け?  軽いコロナという例もあるそうです。
床払い後、まずは菜園のオクラの収穫。さすがアフリカ原産の野菜。
暑さに強いですね。味噌汁の具や醤油漬け、天ぷらなといろいろ利用できて重宝です。
葉陰で見落とすと、一日違いで巨大化し固くなってしまいます。
収穫のタイミングがむつかしいです。



*朝といっても外出できるのは6時すぎまで。






















*オクラは夏野菜の優等生